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2013年3月期 決算説明会(2013年5月9日)
機械加工品の中で紹介したいのが、ターボチャージャー用ベアリングです。近年は高い燃費効率、省エネが求められる中で、自動車用ターボチャージャーの需要は現在年間2,000万台あるのですが、これが2020年には6,000万台になるだろうと言われています。
高温の環境下で毎分20万回転するという厳しい条件でしたが、独子会社のマイオニックで素晴らしい製品を開発しました。それを軽井沢で試作検証をし、タイで量産化を行います。
ボールベアリングを使わない従来タイプと比べ、部品の値段は約10分の1になります。2016年3月期には売上高50億円を目指します。これが機械加工品の一つの勝利の方程式だと思います。つまり小さいかもしれないがニッチな市場で高い技術の必要な分野に狙いをつけ、グループの技術開発力を生かして開発し、軽井沢で育てて、タイで量産するという第1号です。
マージンも高いと想定しており、機械加工品の利益率を更に高めていく試みの一つだと思っています。
それから、すでに発表していますが車載用レゾルバです。レゾルバ全体で、2016年3月期で38億円の売上を目指していきます。
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