説明要旨

更新日: 2010年5月20日

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2010年3月期 決算説明会(2010年5月7日)

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反省すべき点の第一点がスピンドルモーターの黒字化未達です。

これは前期末までに黒字化する目標でしたが、達成出来なかった事に対し私が最高経営責任者としてお詫びを申し上げなければなりません。

言い訳にはなりますが、単価の下落と増産の遅れが原因です。先程、キーボードで製造での改善が進んだという話をしましたけれども、スピンドルモーターは今ひとつ力が足りなかったということです。

ただ良い点もあり、品質は確実に良くなりました。技術についても新しいスピンドルモーター製品はお客様から非常に評価が高く、良い物が出来ている事は間違いありません。しかしながら、収益はどうかと言われるとまだまだ実力不足ということです。問題点はかなりクリアーになってきましたので、今後はそれに徹底的に取り組むことです。

今までは赤字だった為に設備増強があまり出来ませんでした。6月後半ないし7月までに現在の生産能力の3割増強を行います。今までは1つの機械で色々とセット替えをしながら製造しなければならなかったのを、なるべく同じ製品をずっと作り続けられる様に機械設備にも余裕を持たせようということです。

事実、色々な工場でスペースのやりくりをして、場所を確保している状況です。出来るだけモーターはロップリ工場へ寄せ、空いたバンパイン工場に機械加工品を配置します。FDK様から取得した工場をその機械加工品の部隊で占めるというような場所のやりくりをしており、これで全世界的に工場の物理的な施設の余力は無くなるくらいです。そういう意味では私どもの先輩が先見の明を持って土地や建物を十分スペースの余裕を持って作ってくれたおかげで、今の急な増産でも未だスペースがあります。

経営最高責任者として、この9月末までになんとか単月でも黒字化する目標で、全社をあげて取り組んでいます。言い訳になりますが、去年は色々な赤字事業があり、色々なことを同時進行でやらなければならない毎日を過ごしておりましたが、今は増産とスピンドルモーターの改善と2点に注力しております。ぜひ事業の改善を信じて見守っていただければと思います。

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