これは機械加工品事業セグメントの売上高と営業利益の年ごとの推移です。
2010年3月期のセグメント売上高は1,071億円と、前年比7.6%の減少となりました。HDD部品であるピボットアッセンブリーがHDD市場の活況に伴い売上増加となったものの、ボールベアリング 、ロッドエンド、その他機械加工品では、世界同時不況の影響で2年連続して売上が減少しました。
営業利益は142億円と、前年比18.5%減少しました。ピボットアッセンブリーが下半期にはフル生産状態となり利益を伸ばしたものの、航空機部品市場の低迷でロッドエンドが若干の赤字となり、ボールベアリングも上期の低迷によって黒字が縮小したためです。