説明要旨

更新日: 2021年8月23日

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2022年3月期 第1四半期決算説明電話会議(2021年8月4日)

貝沼です。
それでは私から、本日のポイントについてお話をさせていただきます。

前年同期にはエイブリックのPPAなどがありましたので単純比較は難しいですが、第1四半期の業績は大きく改善できたと思います。資材の高騰、半導体の不足、コロナによるサプライチェーンの稼働低下などさまざまな逆風が吹いておりましたが、為替の条件が良かったこと、各部門が満遍なく好調であったことから、そうした逆風を吹き飛ばすことができたと感じています。

機械加工品は営業利益率を大きく戻し、航空機関連事業が戻れば年間の営業利益で500億円という数字が十分達成できるだろうというところまで来ました。ピボットアセンブリーの売上は減少していますが、ミニチュア・小径ボールベアリングの総需要は非常に旺盛なため新規設備投資を行いたいと思っています。この点は後ほど詳しくお話しさせていただきます。

半導体は引き続き絶好調で、2~3年前には年間の営業利益で100億円を目指すと言っていましたが、今年は半期で100億円を達成してしまいそうな勢いです。

ユーシンでは一つ嬉しいニュースがありました。赤文字で「大型案件」と書いていますが、これは超大手自動車メーカー向けの10年間で約1,000億円のドアハンドルビジネスで、当社がファーストベンダーになったものです。これには、世界のドアハンドルメーカーは多分驚愕しているのではないかと思います。当社がユーシン事業を取得した背景として、さまざまなシナジーがあることを確信していたことがありましたが、これから電装化されていくドアハンドルビジネスにおいても、当社のモーター、アナログ半導体、アンテナといったものが寄与していくことができると思っていました。世界展開をしている供給体制や、そうしたオーダーにも応えられる供給力とあわせ、お客様にも十分認識され始めたということ、また事実として新しいビジネスが我々の手に入ったということは、大変うれしく思っています。これはドアハンドルだけの話ではなく、実はCSD(コンパクト・スピンドル・ドライブ)においても、中国を含む大手メーカーのハッチバックなどで当社製品の採用が進んでいます。自動車事業は時間がかかりますが、よい方向に動いているということはご理解いただけるかと思います。

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