説明要旨

更新日: 2017年6月5日

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2017年3月期 決算説明会(2017年5月9日)

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LEDバックライトについては、様々な憶測が飛び交いましたが、私どもとしては簡単にはなくならないと考えています。これまで様々な手を打ってきて、現在のLEDバックライトの残存設備の簿価は40億円程度です。今期の減価償却費は27億円となる予定のため、今期末時点の残存設備は13億円程度しか残らない見込みです。このようにリスクは極小化しているため、LEDバックライトは特に心配していません。今後利益が落ちたとしても、後で説明しますミツミ事業等で十分にカバーできると考えています。
一方、サプライチェーン共同による有機EL対抗の狭額縁LCDディスプレイ等の開発は、着々と進んでいます。したがって、私どもとしては、まだ勝負ありとは思っていません。将来有機ELがLCDディスプレイを完全に駆逐する可能性について、1年前は5対5、半年前は6対4、今は6対4から7対3の間くらいという印象ですが、とにかく有機ELモデルが出て、市場の反応を見てみないと分からないと思います。有機ELは歩留まりを含めた技術的な難易度やコストも高いと聞きますが、私どもとしては何が起きても大丈夫な体制はすでに整えたと考えています。

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