説明要旨
更新日: 2017年6月5日
2017年3月期 決算説明会(2017年5月9日)
- 表紙
- 目次
- 業績の説明
- 経営方針と事業戦略
- 今期(18/3期)計画のポイント
- 1兆円 and/or 1,000億円へのチャレンジ
- 新中期事業計画 数値目標
- 2021年3月期 営業利益1,000億円時のイメージ
- 機械加工品事業 数値目標
- ボールベアリング事業の戦略
- 車載向けボールベアリングの伸び率
- 航空機部品事業の戦略
- ピボットアッセンブリー事業の戦略(HDD)
- 電子機器事業 数値目標
- LEDバックライト事業の戦略 - 1
- LEDバックライト事業の戦略 - 2
- LEDバックライト事業の戦略 - 3
- モーター事業の戦略
- センシングデバイス事業の戦略(ミネベア事業)
- ミツミ事業 数値目標
- 製品ポートフォリオの見直し - 1
- 製品ポートフォリオの見直し - 2
- ミネベアミツミ七本槍
- ミネベアミツミ七本槍③ センサー
- ミネベアミツミ七本槍④ コネクタ/スイッチ
- ミネベアミツミ七本槍⑤ 電源
- ミネベアミツミ七本槍⑥ 無線/通信/ソフトウェア
- ミネベアミツミ七本槍⑦ アナログ半導体
- サブコア事業の基本方針
- ミツミ保有技術/製品と融合した戦略的な新製品開発
- 触覚デバイス(ハプティクス)へ事業再参入
- ハプティクス・モジュールの開発
- IoT関連製品の開発
- 財務戦略
- バランスシート計画
- M&A戦略
- 将来の予測に関する記述
本日は、主に次の3点についてご説明します。
機械加工品は、営業利益500億円のための生産性改善、電子機器は、モーターが第2の収益の柱としてさらに躍進すること、そしてミツミ事業は大幅黒字化で全体の底上げに大きく貢献すること、です。
その前に17/3期実績として、売上高は過去最高となり、純利益および1株当たり純利益も、負ののれんを含めて過去最高となりましたが、営業利益は490億円と減益になってしまいました。実力値としてどのくらいだったかというと、まずこの営業利益490億円のうち、本年1月27日から3月末までのミツミ事業の貢献部分が約23億円あります。したがって、旧ミネベア事業からの営業利益は約467億円となります。
ただし前期は、様々な特殊要因がありました。まず、統合関連費用が約20億円発生しました。また、LEDバックライトでイレギュラーな在庫処理が約20億円発生したため、合わせて約40億円程度、営業利益ベースで通常よりも落ちているということになります。これらを勘案すると、ドル円レート108円において、実力値としての営業利益は約510億円程度だったと考えます。
18/3期は、後ほどご説明するようにミツミ事業の営業利益予想を100億円としているため、旧ミネベア事業が前期並みだとしても600億円を超えることになります。しかし、5月の大型連休中にドル円レートが大きく動き、計画数値をどうするか社内で議論したところ、最終判断として私としては保守的に行くしかないと考え、1ドル=105円で今期営業利益は560億円としました。そのため、私どもとしては今回の計画も非常に保守的に作ったと認識しており、為替が現在の水準で推移すれば過去最高益の更新も不可能ではない、と認識しています。
なお、4月実績はまだ締まっていませんが、速報ベースの売上高はすでに600億円を超えてきました。600億円というと、数年前までは四半期での売上水準でしたが、不需要期である4月にこれだけの売上が立ってくるのは、素晴らしいことだと思っています。
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