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2007年3月期 中間決算説明会(2006年10月31日)
先ずボールベアリングでありますが市場よりの需要はミニチュアベアリングが多くなってきています。そのため、ミニチュアベアリングの増産を果たしています。
機械加工工程は設備増設を行い、組立工程では床面積が不足状態にありますので、タイのアユタヤ工場とシンガポールのチャイチー工場の増築を行い現在設備の導入を図っています。
次にロッドエンド並びに大型サイズのボールベアリングを含めた航空機用部品であります。
ファスナー関係を含めたこれら航空機用部品の売上は現在ミネベアグループ全体の10%を占めております。この事業は長期的に成長が見込めるため事業拡大へ向けた態勢を作ります。航空機用部品は日本、アメリカ、イギリス、タイの4カ国7工場で生産していますが各工場での生産品目と加工度によりそれぞれの役割分担を明確にし、各工場がそれぞれのレベルで一番付加価値度を高められる様な区分を行いました。また軽井沢工場とアメリカのピーターボロー工場については熱処理、表面処理等の特殊工程や航空機特有の厳しい耐久試験のノウハウの蓄積を高めた技術開発部門を強化しております。
一方で航空機部品でも年々高まってゆくコストダウンの要請にも応えてゆける様にタイでの生産規模を更に大きくして生産する部品の範囲も広げて行きます。その上で航空機部品として更に事業拡大を図っていきます。
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