決算説明会(2007年3月期)に戻る
2007年3月期 中間決算説明会(2006年10月31日)
上期は、収益改善策の効果が現れつつあり、営業利益率は低落傾向も前期で歯止めがかかり、回復軌道に乗ってきています。
機械加工品セグメントは利益向上を果たし、全体の利益を引き上げました。ボールベアリング事業に加えロッドエンド等の航空機部品事業が好調に推移しています。ものづくりの基本へ回帰することによる原価低減と数量拡大効果が相俟ってこの結果をもたらしたと言えます。
電子機器セグメントでは第2四半期において営業利益が黒字転換し、中間期では黒字化も果たせました。ライティングデバイス製品と計測機器事業が昨年度に引き続き好調に収益を伸ばしているのに加え、情報モーター事業も大きく収益改善を果たし、HDDスピンドルモーターの黒字化定着もあり、電子機器事業全体での利益化が果たせました。
情報モーター事業に関しては、支払ロイヤリティの減免並びにファンモーターの復調による増益が大きく寄与し収益改善を果たせました。下期ではこの情報モーター事業の黒字化の定着を果たしていきます。
後はキーボード事業の改善が残っていますが、これは下期にて事業構造改革を具体的に実行に移すことで収益改善が図れると見込んでいます。
来期での営業利益率10%を視野に入れ、下期では来期成長へ向けて、更なる改善と拡大へ向けた基盤作りに取り組んでゆきます。
19ページ(全27ページ)
PDF資料をご覧いただくにはAdobe Reader®が必要です。
お持ちでない場合は、左側のAdobe Reader®ダウンロードボタンをクリックし、アドビシステムズのウェブサイトよりインストールしてください。
本文の終わりです