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2016年3月期 第2四半期決算説明会(2015年11月5日)
現在の状況に対する当社の見解ですが、中国の元の切り下げが起こり、中国景気の減速に対して非常にネガティブな市場の反応が起きました。スマホもなかなか伸びないのではないかという予想もあります。しかし、私の持論で毎回皆様にご説明していることですが、ミネベア製品は高級消費材が伸びればそれに伴って伸びると考えています。確かに中国経済は少し減速していますが、メルセデスベンツ様やBMW様の決算、あるいはアメリカの自動車販売台数を見ても、世界全体としてはまだ需要は強いと考えていいのではないかと思います。少なくとも我々に関しては、中国の景気の変化は今のところ数字になって押し寄せて来てはいません。一方でLEDバックライトですが、去年はちょうど7月ぐらいから新製品を立ち上げ、我々の競合他社の立ち上げがなかなか上手くいかなかったこともあって、フル生産を強いられたという事実がありました。今年は我々の計画はそもそも大体7割の納入シェアの想定で組んでいましたが、一時ある機種において生産の立ち上げが遅れてしまい、皆様には多大なご心配をお掛けしました。9月からはフル生産に入り、先月も今月もフル生産です。中国のスマホメーカー、華為様や小米様に関しても高級な液晶スマホはすべて当社製品が採用されましたので、これから立ち上がってきます。従って、競争環境は大きな変化は無いと思っています。スマホの問題に関して唯一の不明な点は、当社はスマホを販売しているわけではありませんから、本当に今現在、どこでどれだけスマホが売れているのかということです。ただ、数量の内示等を見ていますと非常に強いと感じています。
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