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2021年3月期 第2四半期決算説明会(2020年11月6日)
当初の営業利益予想下限の500億円はその時点でのボトムアップで積み上げた数字で、非常に保守的に見積もられたものでした。一方で、本来あるべき収益に対して様々なストレスをかけて設定した数字が上限の600億円でした。その前提は、年度の後半に向かってある程度COVIDがコントロールされていくというシナリオで、最近までは年内にワクチンができるという話がありましたが、本日の時点ではそれも難しいだろうということ、また欧米での感染再拡大といったことを考慮に入れますと、下限に近付かざるを得ないと考えています。
主なマイナス要因は2点あり、ひとつは航空機市場について後半に回復するのではないかとの期待があったのですが、残念ながら今年度中の回復を予想することはできません。また、最も大きく想定を外れたのが米中貿易問題で、5月の決算発表直後に米国による中国の特定顧客に対する半導体の禁輸措置が発表され、9月にはそれが実際に行われました。当該顧客とはいろいろな取引を行っていましたが、それがストップしてしまったというのは想定外でした。
さきほど前半は昨年並みと申し上げましたが、本来は昨年の営業利益230億円は優に超えていく自信がありました。
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