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2019年3月期 第3四半期決算説明電話会議(2019年2月6日)
「新製品三羽烏 離陸完了」と書いていますが、SALIOTはやっと1週間に100台から200台のオーダーが入ってくるようになりました。営業人員8名に加えて、当社とコンタクトのある照明会社に販売を始めていますが、博物館、美術館などからのフィードバックは非常に良好で、かなり手ごたえを感じています。これから面白い製品がもっともっと出てきますし、SALIOTをクラウドにつないで色々なコントロールができるようなことをミツミと一緒にやっています。なんとか離陸できたなと思っています。
スマートシティに関しても、カンボジアは何度も案内していますが、つい3週間くらい前に、チリで22,000台(ノード)の注文を受けました。チリはこれからの街路灯システムのプロトコルを当社が使用している6LoWPANにするとの情報があり、これからは南米での展開も極めて面白くなると思っています。
ベッドセンサーは、まだ台数は出ていませんが、ノイズキャンセレーション技術がかなり進んできていまして、心電図並みの心拍も取れるということが分かってきています。引き合いも段々増えてきており、試験的に色々な施設に納入し始めたり、お試しで使い始めていただいたりしていますので、これから技術がブラッシュアップされると面白い製品になるとみています。
また、新製品開発をずっとやってきていますが、経済が停滞するときにやることは二つしかないと思っています。一つは「シェアを上げること」、もう一つは「新製品を投入すること」だと思います。シェアを上げることは、価格が下がったり返り血を浴びてしまったりなど、労力にあった見返りがあまりないので、我々としては現存の製品のシェア向上ではなく、ここに書いてあるような新製品をしっかりと立ち上げて、来期以降の大幅な業績改善につなげていきたいと考えています。「非公開製品」と書いてありますが、来期から始まるものもあるのですが、お客様とのNDAがありますのでここでは申し上げられません。
経済が停滞しても、新製品投入やM&Aをいつもきちんとやっていくことで、成長を遂げていきたいと考えています。
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