説明要旨

更新日: 2018年2月16日

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2018年3月期 第3四半期決算説明電話会議(2018年2月7日)

Sの社会では、当社グループでは、ロボットの導入を含めた生産ラインの自動化や設備の内製を含めた合理化を徹底的に推進しています。
一方で、労働集約に適した製品はコスト競争力のある地域での製造を行う等、製品の特性やお客様のご要望に応じて柔軟な生産体制を構築しています。
この他社にない「製造」における「引き出しの多さ、多様さ」が、当社の競争力の源泉のひとつとなっています。
この競争力を強化するための施策のひとつとして、当社では、積極的に女性を活用しております。当社グループには約10万人の従業員がいますが、そのうち約70%が女性であり、また管理監督職においても約20%が女性となっています。業務の特性に合わせて、能力の高い女性を積極的に活用し、高品質製品を安定的に世界のお客様に供給しております。
また、当社は、1970年代以降、業界に先駆けてシンガポールやタイなどに積極的に進出いたしましたが、その後も、時代の変化にあわせ、各地で超精密加工技術の向上や装置化による自動化技術の研鑽を続け、労働集約型の製造からの構造転換を図ってきました。
この過程で多くの当社現地従業員を、技術や技能の修得、向上のために、日本を始めた世界各地に派遣することを通じて人材を徹底的に育成して参りました。
これらの活動を通じて当社グループ従業員が獲得した製造におけるDNAが、当社の製造力を根本からささえています。
加えて、近年では、カンボジアやフィリピンなどのアジアを中心とする新興国で若年労働者を大量に雇用しておりますが、それらの地域では当社独自の教育カリキュラムや福利厚生を整備、提供しています。
具体的には、貧困地域や農業従事者が大半を占める地域においては、就業規則や作業標準といった基礎教育に加えて、衛生管理や衣食住といったディシプリンの指導も行っています。また、初等教育の水準に課題がある地域では、母国語の教育学校を運営して識字率の向上にも取り組んでいます。こうした活動は地元政府や社会から高くご評価いただいており、また、当社グループの経済価値の創出につながっています。
Gのガバナンスでも、コーポレートガバナンス、内部統制といった課題に対して、グローバルでのリスクマネジメントおよびコンプライアンスの体制の構築とその推進を通して、さらなる強化と改善に取り組んでいます。なお、これらの活動が関連する主なSDGsの項目については、スライドの右側をご覧ください。

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