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2017年3月期 第2四半期決算説明会(2016年11月2日)
カンボジア工場では第3棟がついに完成し、当社として最大の建屋、63,000m2という巨大な工場スペースを確保しました。工場は最高の商品と思っていますので、この工場を色々なお客様にお見せすることによって、大規模なビジネスを呼び込みたいという目論見です。最初の一歩はボールベアリングの手組みです。非常に小さいボールベアリングの組み立ては今でも自動化できませんので、それをカンボジアで始めようということです。とりあえず月産500万個を目標に、最終的には月産1,000万個の生産能力を持とうと準備をしています。ファンモーターもカンボジアの第1棟で、今回一部生産を始めて、東南アジアのお客様向けに製品を出荷する予定です。
何よりも嬉しいのは、カンボジアでついに部品を製造することです。今までは、比較的高い電気代という難点があり、組み立ての拠点としてカンボジアを位置付けていましたが、ここにきて電気代に目途がついたため、プレスやモールド部品の生産を開始することにしました。そのため、第3棟にプレスやモールドの生産設備を設置できるように、床の耐荷重等も十分耐えられるスペースを工場の中に作るなど、設計を一部急遽変更しました。今後は、製品の一貫生産をカンボジアでも開始したいと思っています。また、カンボジア工場をミツミ電機の生産拠点戦略にも活用できるだろうと期待しています。
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