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2012年3月期 第2四半期決算説明会(2011年11月2日)
タイの洪水影響を除けば、この下半期では回転機器事業セグメントでは+29億円の営業利益改善を想定しています。
HDDスピンドルモーターは第2四半期に黒字を達成しました。さらに収益改善を目指すはずだったのですが、下半期には洪水の影響が大きく出て来ます。私達はHDDスピンドルモーターでは、現在、技術的にも製造においても自信を深めているというのが率直な所です。三度目の正直ではありませんけれども、この二度の震災と水害に負けることなく、この来期にかけてもう一度HDDスピンドルモーター事業を立て直し、来期は着実にまた確実に利益を出していきたいと思っています。
ファンモーターは先程ご説明したとおり、赤字モデルがありましたが、これが無くなる事によって改善をすると思っています。
精密モーターはようやく黒字化する予定です。我々の納入する自動車のモデルは幸いにタイの洪水影響を受けないとのことで、自動車向けが伸びる見込みです。来期は完全に黒字化できるだろうと思います。
DCブラシ付モーターとマイクロアクチュエーターについては、この1年でかなりのスピードでカンボジア工場の立ち上げを行なって来ています。既にレンタル工場でこの2つのモーターの生産を始めていますが、着実にコストが下がってきました。DCブラシ付モーターは低価格モデルを全てカンボジア工場に移管している途中ですが、毎月製造コストが改善しており、今後も大変楽しみなコスト削減効果が生まれると思っています。
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