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2012年3月期 第2四半期決算説明会(2011年11月2日)
上半期の連結業績は、前年同期に比べ売上高が3.8%減少し1,324億4,800万円、営業利益は51.1%減少し60億5,200万円、純利益は62.2%減少し27億6,900万円となりました。
3月に発生した東日本大震災によるサプライチェーンの混乱の影響は大きく、被災を免れた当社においても、ボールベアリング事業において主に日本向けの高付加価値品販売が減少したことによる製品ミックスの一時的悪化、LEDバックライト事業における資材調達難による生産効率の悪化、OA機器向けモーター販売の一時的減少などの業績悪化要因となりました。また、4月にスタートした蘇州とカンボジアの新工場立上げ費用が嵩んだという要因もありました。第2四半期にはこういった悪影響はかなり薄らぎましたが、一方でレアアースの高騰が進み回転機器事業の業績改善が遅れ、また、円高も更に進展するなど厳しい事業環境により、前年同期比で減収減益となりました。
対計画では、売上高は円高の悪影響があったものの、ボールベアリングや航空機向けベアリングの出荷が好調だったことなどを主要因に、計画上限に近い数字となりました。しかし、営業利益、経常利益と純利益においては、先ほど申し上げた悪化要因(レアアース高騰、ボールベアリングの一時的製品ミックスの悪化、LEDバックライトの生産効率悪化、OA機器向けモーターの販売不振)の影響が当初想定以上に大きく、計画レンジを下回ってしまいました。
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