2017年

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画像:経営統合によるシナジーを生かし、ミネベアミツミが目指す新たな価値創造とは

(2017年10月掲載)

統合によるシナジーの発揮

(左)取締役 常務執行役員 技術本部長 加々美 道也 (右)取締役 常務執行役員 技術本部副本部長 ミツミ電機株式会社 取締役常務執行役員 麻生 博史

(左)取締役 常務執行役員 技術本部長 加々美 道也
(右)取締役 常務執行役員 技術本部副本部長
ミツミ電機株式会社 取締役常務執行役員 麻生 博史

加々美 今後のIoT※1社会の要となるセンサーはシナジーを生みやすい製品の代表です。ミネベアは、ひずみゲージの生産量で世界トップクラスを誇り、ミツミはMEMS※2技術を生かしたセンサーのラインナップを持ちます。アプローチが異なるそれぞれのセンサーを組み合わせることで、他社にはない優位性を構築していけると考えます。

麻生 荷重を測るフォースセンサーでは間違いなく二社の強みが発揮できますし、加えてミツミが開発してきた温度・湿度・気流などのセンサーを応用した製品提案も可能です。例えば、ミネベアが得意とするバックライトやアクチュエータなどと組み合わせていくことも考えられます。

加々美 ミネベアはさまざまな出力装置を持っているので、入力装置であるセンサーとうまく組み合わせることができれば、複合的な製品として相乗効果を出しやすいですね。

麻生 そのとおりです。また一方で、ミツミが持つ半導体事業を、ミネベアが手掛けるモーター製品の制御に役立てていく試みも、シナジーを生かして進んでいます。

※1 IoT:Internet of Things(モノのインターネット)。インターネットにさまざまなモノを接続すること。

※2 MEMS:Micro Electro Mechanical Systems(微小な電気機械システム)。導体のシリコン基板・ガラス基板・有機材料などに、機械要素部品のセンサー・アクチュエータ・電子回路などをひとまとめにしたミクロンレベル構造を持つ装置。

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