2017年

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画像:経営統合によるシナジーを生かし、ミネベアミツミが目指す新たな価値創造とは

(2017年10月掲載)

ミネベア、ミツミのDNA

(左)取締役 常務執行役員 技術本部長 加々美 道也 (右)取締役 常務執行役員 技術本部副本部長 ミツミ電機株式会社 取締役常務執行役員 麻生 博史

(左)取締役 常務執行役員 技術本部長 加々美 道也
(右)取締役 常務執行役員 技術本部副本部長
ミツミ電機株式会社 取締役常務執行役員 麻生 博史

加々美 ミネベアのDNAはものづくりへの真摯さにあります。ニッチなところで強い技術をつくり、長い歳月、信念を持ってやり続けていく。ベアリングなどは、こつこつと地道な改善を重ねて精度を高めつつ、50年以上前から今まで途切れることなくつくられてきたものです。ミネベアの原点ともいえるマザー工場「軽井沢工場」で、こうした考え方が長く培われてきました。

麻生 ミネベアのものづくりへの真剣さやこだわり、厳しさは、統合後に一緒に事業を進めるようになり強く感じました。ともすればミツミに欠けていたもので、積極的に吸収していくべきだと思っています。

加々美 反面、ミネベアには新しい技術や製品を簡単に受け入れる文化がなかったのも事実です。部品メーカーとして「より良いものを、より安く、より早く、より多く」の世界で来ただけに、数量を伸ばしにくいものはリスクと見て避ける傾向にありました。この点はミツミの方がフレキシブルといえるでしょう。

麻生 お客様と一緒になり、世の中の期待に応える製品を生み出していく姿勢はミツミのDNAとしてあります。お客様とコミュニケーションを重ねる中で革新的な製品を生み出し、その周辺でどんどん枠を広げるという方法でわたしたちは成長してきました。現在は、ミツミの本社機能を担う「多摩事業所」がその歴史を受け継ぎ、設計開発拠点としてものづくりを支えています。

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