生物多様性保全への取り組み  過去掲載分(2013年)

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基本的な考え方

ミネベアグループでは、2012年度に改定した「ミネベアグループ環境方針」に「国際社会への貢献」を加え、当社グループの事業活動が自然界の生態系や生物多様性に影響を与える可能性を認識し、自然界の保護に努めることを表明しています。取り組みとして、まず初めに当社グループと生物多様性とのかかわりを調査し、事業活動における影響を把握することが重要と考えています。

野生動物を保護するプロジェクトへの参加(タイ)

画像:象のための植林および集水堤の設置プロジェクト

象のための植林および集水堤の設置プロジェクト

タイでは、野生動物の生息域である森を復活させるために、植林を行ったり、野生動物が不足しがちとなる塩分やミネラルを補給する泥場を人工的に設けるなど、野生動物を保護する様々な活動が積極的に進められています。ミネベアグループのタイ子会社では、このような活動に多くの従業員がボランティアとして参加しています。

2012年度は、8月31日から9月1日にかけて開催された、サッブランカー野生生物保護区での森林保全活動に、ロップリ工場の従業員180名が参加しました。また、11月には、「象を家(森林)に連れて帰る財団」により開催された、カンジャナブリー県ケーンプラコット村での「象のための植林および集水堤の設置」プロジェクトに、ロップリ工場の従業員20名が参加し、300本の餌となる木を植えるとともに71カ所の集水堤の設置をサポートしました。

工場敷地内でのマツバランの発見と保護(日本)

画像:藤沢工場に生育するマツバラン

藤沢工場に生育するマツバラン

藤沢工場の敷地内で「マツバラン」という珍しいシダ植物が生息していることが確認されています。マツバランは、藤沢工場が所在する神奈川県内での発見報告は、過去に10件のみという非常に希少な植物です。藤沢工場では、マツバランの生育する周囲の立ち入りを禁止し、その生息と周辺環境の保護に努めています。

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