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2021年3月期 第3四半期決算説明電話会議(2021年2月5日)
右下にあるのは、2017年5月の決算説明会において2021年3月期に1,000億円達成するときのイメージとしてお示ししたものです。残念ながら発表後に米中貿易摩擦や新型コロナウィルスの影響がありましたが、本日申し上げたいのは2023年3月期にはこのイメージに極めて近い形で実現できるのではということです。機械加工品ではボールベアリングの生産が3億個を優に超えると見込まれます。電子機器ではモーターが大きなけん引力になっていきます。ミツミ事業はすでに2本柱であるOISとアナログ半導体の収益が確立しています。ユーシン事業は構造改革を予定しており、現地労働組合とも折衝を始めたところです。法律の問題もあり現時点でマグニチュードをお示しすることはできませんが、5月にはもう少し詳しくご案内できると思います。
ポストコロナについては、今年の12月以降から一部でコロナ前の姿が徐々に戻ってくるという想定のもと、航空機業界も復活を始めていくシナリオとしています。航空会社では維持費が大変なため効率の悪い古い航空機を処分しているということで、回復局面に入ればいま自動車で起きていることが航空機でも起きてくるだろうと考えています。当社は航空機関連だけで100億円を超える減益要因があるため、これが戻ってくれば機械加工品は再来期には500億円を超えてくるのではと思います。モーターは、世界のGDP成長を受けて高所得者が増え、高級商品が売れ、高級部品が必要とされる中で増えていき、電子機器の成長のコアになります。ミツミ事業ではアナログ半導体で再来期に150億円を目指しています。しばらくは好調なマーケットが続き、様々な施策で生産能力も上がっていきます。ユーシンはいろいろな手を打つことで当初お約束している100億円をなるべく早期に達成したいと思います。
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