2017年

2017年2月28日

ミネベアミツミ株式会社

ミネベアミツミの無線ネットワークを活用した高効率LED街路灯導入事業が、カンボジア環境大臣賞を受賞

ミネベアミツミ株式会社(以下ミネベアミツミ)は、このたびカンボジアの環境省より、環境大臣賞を受賞いたしました。

ミネベアミツミは、2015年6月30日、日本の環境省による「平成27年度から平成29年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(リープフロッグ型発展の実現に向けた資金支援事業のうち二国間クレジット(Joint Crediting Mechanism, JCM)制度を利用したプロジェクト設備補助事業)」について、カンボジアにおける無線ネットワークを活用した高効率LED街路灯導入事業者として同国初のプロジェクト採用を受けました。その中で、LED照明への切り替えおよび無線調光による効率化により、同等の明るさを持った従来の照明(HID(High Intensity Discharge)照明)と比較して、70%の温室効果ガス排出量の削減率を実現することができました(当社比)*。カンボジア環境大臣賞は、電力低減への貢献、および環境貢献を評価いただき受賞が決定いたしました。

ミネベアミツミは、100%子会社であるスイスParadox Engineering社の無線ネットワーク、資本業務提携関係にある岩崎電気株式会社の街路灯を組みあわせ、高効率なLED街路灯の開発に取り組んでまいりました。この高効率LED街路灯とNTTコミュニケーションズ株式会社のクラウドネットワークを組み合わせることにより、パーキングセンサー、電力メーター、監視カメラなど、都市生活の様々な機能を一括してモニタリングできるシステムの構築に取り組んでいます。

これらの機能を組み合わせることにより、照明機器を、ただ単に灯りをともすだけではなく、省エネルギーや都市生活の利便性向上、安全性の向上など、様々な付加価値を持つデバイスに進化させるべく、チャレンジを続けています。

ミネベアミツミは今後もグループの最先端技術を集結させ、カンボジアの電力低減、環境対策に貢献するとともに、同国が世界で最も進んだスマートシティのショーケースとなるべく邁進してまいります。

* 1灯当たりの消費電力 既存HID165Wから高効率LED街路灯78Wへの切替により53%削減+無線調光による低減
(2016年10月時点で、設置済みの無線付き高効率LED街路灯260本の実測値において、1か月の消費電力が従来品10372Wに対して3214W(▲70%)まで低減)

画像:左からカンボジア王国Bin Chhin副首相、ミネベアミツミ執行役員 赤津 浩之

左からカンボジア王国 Bin Chhin副首相、ミネベアミツミ執行役員 赤津 浩之

関連情報

以上

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Phone: 03-6758-6703 FAX: 03-6758-6718
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