決算説明会(2018年3月期)に戻る
2018年3月期 第1四半期決算説明電話会議(2017年8月4日)
次に、当社の主力製品であるミニチュアボールベアリングの状況についてご説明します。
ミニチュアボールベアリングの外販需要は極めて強く、第1四半期の外販数量は19四半期連続で前年同期を上回り、6月の外販数量は過去最高の1億8,700万個を達成しました。これは自動車、高級家電、サーバー向けで旺盛な需要が続いていることが主要因で、今後も着実に伸びていくと見込んでいます。
一方、主にピボットアッセンブリーやモーター向けを中心とする内販需要については、足元ではHDD関連の一部減速があるものの、全体としては堅調に推移しており、2016年9月以降、外販と内販を合わせた総販売数量が生産数量を上回る状況が続いています。
そのため、生産能力を引き上げることが急務となっていましたが、本年5月の決算説明会でご説明しました生産性改善による生産能力の増強は着実に進捗しており、5月と6月の生産数量は過去最高となる2億6,700万個となりました。
なお、本年2月の前第3四半期決算電話会議でご説明しました生産設備の増産投資については、稼働時期を可能な限り後ろ倒しにして、当面は現有設備での生産性改善による生産能力の増強を優先させる方針です。仮にこの増産投資分を稼働させた場合の生産能力は、2018年5月までに月産3億個までの増産が可能と推計しています。
15ページ(全19ページ)
PDF資料をご覧いただくにはAdobe Reader®が必要です。
お持ちでない場合は、左側のAdobe Reader®ダウンロードボタンをクリックし、アドビシステムズのウェブサイトよりインストールしてください。
本文の終わりです