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2014年3月期 第1四半期決算説明電話会議(2013年7月31日)
機械加工品事業セグメントの第1四半期の売上高は、前四半期比11.8%増の341億円、営業利益は前四半期比31.4%増の69億円となりました。営業利益率は、前四半期から3.0ポイント上昇し20.2%となりました。売上高は円安の影響もありましたが、販売数量も伸びています。稼働率の上昇で収益率が改善し営業利益は大幅に増加しました。
一方、前年同期比では売上高で13.8%増、営業利益では7.7%減となりました。これは前年同期はHDD市場がタイ大洪水からの回復に伴う特需により、ピボット需要が旺盛だったためです。
ボールベアリングの売上高は、前四半期比11.3%増の187億円となりました。年初に冷え込んでいた需要が3月頃から動き始め、5月の外部販売数量は過去最高を記録しました。地域別には中国、用途別にはFAを除いたほとんどの用途先で伸びていますが、中でもサーバー用ファン、自動車、OA機器、ATM向けが好調でした。稼働率の上昇により採算が改善し、業績改善のけん引役となっています。7-9月も外販を中心に好調な出荷が続く見込みです。
ロッドエンド・ファスナーの売上高は、好調な航空機需要に伴う販売の増加により、前四半期比7.9%増の68億円となりました。今後も、中期的に航空機需要は好調に推移する見込みであり、タイ工場での生産能力の拡大を通じて拡販体制の整備とコスト削減を進め、利益の積み上げに取り組んでいきます。
HDD市場は、PC販売の低迷を主因に横ばいで推移しましたが、ハイエンド品は好調で当社のピボットアッセンブリーはハイエンド品向けに引き続き高いシェアを維持し、売上高は前四半期比14.9%増の85億円となり利益も増加しました。HDD市場全体は年を通して横ばいで推移すると見込んでいます。
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