2009年

2009年12月16日

ミネベア株式会社

タイ・ロッブリ工場、ボーイング社の特殊工程認定を取得

ミネベアグループのNMB-Minebea Thai Ltd. ロッブリ工場MPA部門(Mechanical Parts for Aircraft Division)(タイ王国 ロッブリ県 以下ロッブリ工場)は、11月2日にボーイング社の特殊工程認定を取得しました。

タイ・ロッブリ工場では、2007年と2008年に航空機用ベアリング製造における「非破壊検査」、「熱処理工程」および「ケミカルプロセス(表面処理)」といった特殊工程(注1)の「国際特殊工程認証(Nadcap)」(注2)を取得していますが、厳しい品質管理を要求される航空機用ベアリングの製造では、適用される規格(公的な規格及び個々のメーカー規格)によって特殊工程の管理が細かく規定されています。そのため、このほど、ボーイング社による独自の審査を受け、「非破壊検査」並びに「熱処理工程」の管理体制、処理、検査に関して同社の特殊工程認定をタイで初めて取得したものです。

同工場では、既にエアバス社からも同様の特殊工程認定を取得済みで、今回のボーイング社の認定取得によって、これまで日本でしか対応できなかった同社向け製品と併せて、2大航空機メーカー向け製品の処理がタイ国内で対応できることになります。また、これに先立って、本年4月に軽井沢工場の航空機用ベアリング新工場が稼働を開始しており、ロッブリ工場での生産対応と併せて、供給能力増による安定供給が実現できる見込みです。また、生産効率向上によるコスト削減、納期の短縮なども図り、欧・米・アジアの3極で、厳しい品質要求を満たす航空機用ベアリングを供給出来る唯一のメーカーとして、更なる付加価値の向上と優位性の確保に取り組んでまいります。

ミネベアグループは、今後も、航空機産業からの高い品質要求に応えるべく、各拠点での航空機向け認証取得に励み、信頼できる品質管理システムの確立と供給体制の強化を推進してまいります。

ミネベア・タイ ロッブリ工場

画像:ミネベア・タイ ロッブリ工場

注釈

(注1)特殊工程

製造およびサービスの提供の過程の結果が、それ以降の監視または測定で検証することが不可能な製造工程、検査工程をいいます。工程、作業者、検査員等、諸々の管理が要求され、その管理に従った処理、検査を行うことによってその工程を保証します。代表的な製造工程に「熱処理」が、検査工程に「非破壊検査」があります。

(注2)国際特殊工程認証システム(Nadcap)

主要航空機メーカーやエンジンメーカーが参加・運営する認証機関PRI(Performance Review Institute)が、1990年に運用を開始した品質保証と特殊工程の監査・認証システムです。現在、航空宇宙分野で世界唯一の統一認証プログラムと位置付けられており、航空宇宙製品の特殊工程を含む製品を製造するには、この認証の取得が必須とされています。ボーイング社の場合、初回の認定審査は自身で行い、以降の定期継続審査はNadcapが行うことになっています。

航空機用ベアリング

画像:航空機用ベアリング

【NMB-Minebea Thai LTD.】

設立時期 2008年4月
資本金 15,305百万バーツ(2009年3月末現在)
工場(所在地) ロッブリ工場(ロッブリ県)、バンパイン工場(アユタヤ県)、
ロジャナ工場(アユタヤ県) 、アユタヤ工場(アユタヤ県)
従業員数 27,310人(2009年3月末現在)
事業内容 機械及び電子機器部品の製造販売
株主構成及び所有割合 ミネベア100%

以上

報道関係お問い合わせ先 ミネベア株式会社 広報室
TEL 03-5434-8637
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、製品情報、問い合わせ先などが変更になっている場合がありますのであらかじめご了承下さい。

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