2008年

2008年11月26日

ミネベア株式会社
ミネベアモータ株式会社

小型・高分解能・高剛性ハイブリッド型ステッピングモーター
「25□(かく)1.8°」(外形寸法25mm角、ステップ角1.8度)の製品化

ミネベア株式会社およびミネベアモータ株式会社(以下、ミネベア)は、25mm角サイズのハイブリッド型ステッピングモーター※注1(以下HBステッピングモーター)で初めて、小型・高分解能(ステップ角※注2  1.8度)・高剛性を兼ね備えた「25□(かく)1.8°HBステッピングモーター」を開発し、このほど販売を開始しました。
25□(かく)1.8°HBステッピングモーターは、モーター部分の更なる高分解能・省スペース化が求められている半導体製造装置向けや、据え置きタイプからハンディタイプへのニーズが高まっている医療機器・分析器向け、高精度ですばやい反応(広域追従性)が求められている小型監視カメラや電子顕微鏡向けなど、高付加価値・高機能分野向けに製品化したもので、初年度で5万台/年の販売を見込んでいます。

25□(かく)1.8°HBステッピングモーターの特長

本製品は、ステップ角1.8度から得られる高精度な制御と、小型・軽量・高剛性を両立させたことが特長です。

(1)小型・軽量 外形寸法25mm角のコンパクトサイズ(当社従来同等モデルの最小角は35mm)。フランジ(カバー)にアルミダイキャストを採用し、小型・軽量・高剛性を両立。
(2)高分解能 回転角1.8度。細やかで正確な動作を可能に。
(3)高域追従特性 10,000pps以上の高域追従特性で、高精度な位置決め特性を提供。
(4)高剛性 外形寸法25mm角とコンパクトなボディでありながら、直径5mmのシャフトに対応した強固な構造。(当社従来25mm角モデルのシャフトは直径3mm。)

主な用途

  • 半導体装置(位置決め)など、高精度な制御が必要な分野。
  • ハンディタイプの医療機器(分析器)、小型監視カメラ、電子顕微鏡など、軽量、正確、高分解能が同時に要求される分野など。

ミネベアは、HBステッピングモーターで世界シェア40%を占めるトップメーカーです。HBステッピングモーターは、ローター部分に永久磁石と歯車状の鉄芯を混成した長寿命、高性能なモーターで、各種デジタルOA機器、精密機器、製造装置などの制御・位置決めなどに使われています。当社では、ボールベアリングを始めとするHBステッピングモーターの主要構成部品をグループ内で製造しており、高い品質と供給力で、製品の信頼性を支えています。
ミネベアは、今後も同製品の高付加価値、高機能化に向けて積極的に新製品開発を進めてまいります。

語句説明

※注1ステッピングモーター

電気信号を、機械的な動作に変換するモーター。モーターの回転(角度、速度)を電気信号(パルス数)とその周波数で制御します。与える電気信号の数だけ回転するという特性から、連続回転のみならず間欠駆動や、変速回転、正・逆回転などを行うことができます。そのため、プリンターやFAXなどの各種OA機器、パソコン周辺機器、デジタル機器、精密機器などの制御・位置決めに使われています。

ステッピングモーターには、PM型(パーマネント・マグネット型)、VR型(可変リラクタンス型)、HB型(ハイブリッド型)の3種類があります。

※HB型(ハイブリッド型)ステッピングモーター
ローター部分に永久磁石と歯車状の鉄芯を混成した長寿命、高性能なモーターです。

※注2ステップ角(最小回転角)

ステッピングモーターは、電気信号の一波形ごとに一定の角度だけ回転します。この回転角はステップ角と呼ばれ、「角度(°)」で表します。このステップ角を小さくすればするほど制御・位置決めの分解能が高くなります。ステップ角度を小さくできることがステッピングモーターの大きな特色となっています。

HB型ステッピングモーターの構造図

画像:HB型ステッピングモーターの構造図

25□(かく)1.8°HBステッピングモーターの外観

画像:25□(かく)1.8°HBステッピングモーターの外観

ミネベアモータ株式会社

製品についてのお問い合わせ先 ミネベアモータ株式会社
ステッピングモータ営業推進部
E-mail jpslhybridinfo@m-mmotor.com
報道関係お問い合わせ先 ミネベア株式会社
総合企画部門 広報室
TEL 03-5434-8637 FAX 03-5434-8607
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、製品情報、問い合わせ先などが変更になっている場合がありますのであらかじめご了承下さい。

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