2004年

2004年4月14日

ミネベア株式会社

ミネベア株式会社が2種類の新型流体動圧軸受ユニットを発表

ミネベア株式会社(以後「ミネベア」と呼ぶ)は下記2種類(ROFタイプ ・ HMFタイプ)の新型流体動圧軸受ユニットを開発致しましたのでお知らせいたします。


開発の基本コンセプトは、優れた性能・大量生産性・コスト競争力を有した流体動圧軸受ユニットの開発です。

今回、開発に成功したROFタイプはミネベア独自の開発製品で、HMFタイプは日立粉末冶金株式会社との共同開発製品です。 ROFタイプ ・ HMFタイプともに優れた性能 ・ 大量生産性 ・ コスト競争力を有しております。

ミネベアは、これら2種類の新型流体動圧軸受ユニットを、当面は自社で製造販売しているHDD(ハードディスクドライブ)搭載用スピンドルモーターに使用しますが、将来はスタンダード化して、ミネベアの主力製品であるボールベアリング同様に広く外部に販売して行くことも検討しています。

この2種類の新型流体動圧軸受ユニットの詳細は、後日(5月20日予定)新商品説明会を開催し、詳しく説明致します。


新製品の概要

ROFタイプ:

最大の特徴は、ミネベアが現在月1億7,000万個生産しているボールベアリング製造技術を使用し、全く同じ製造ライン ・ 製造方法で動圧溝の加工を除く流体動圧軸受ユニットの軸受部の製造を、容易且つ大量に生産することを可能にしたことです。

すなわち流体動圧軸受ユニットを構成する部品中、最も高精度で加工時間を要する機械加工難度の高い軸受部を、ステンレス鋼を使用してボールベアリングのリング加工と同等の生産性 ・ 加工時間で容易且つ大量に生産することを可能にしたことです。

HMFタイプ:

最大の特徴は、軸受部に焼結材を採用し、ラジアル方向の動圧発生部を従来の動圧発生溝ではなく、軸受部内面形状全体を多円弧形状にしたことです。
また、ラジアル動圧発生部に多円弧形状を採用したことにより、軸受部を再圧時にラジアル(多円弧)、スラスト(動圧溝)両方向の動圧発生部の形成を同時かつ容易に行うことも可能にしたことです。

ラジアル方向の動圧発生部に多円弧形状を採用した流体動圧軸受は、ラジアル方向の圧力が高い、スラスト方向の圧力バランスが良い、高速性に優れている等の優れた特性を有しており、小型 ・薄型モーターに最適です。

日立粉末冶金株式会社は、従来にない優れた粉末冶金加工技術と生産ラインで、容易且つ大量にこの多円弧形状の軸受部の生産を可能にしました。
ミネベアでは、日立粉末冶金株式会社からこの多円弧形状の軸受部の供給を受けることにより、HMFタイプの流体動圧軸受ユニットを組み立てることにしております。


ご参考:2004年4月15日付 日立粉末冶金株式会社プレスリリース(新型流体動圧軸受ユニット開発の件)


以上


【お問い合わせ先】
ミネベア株式会社
総合企画部 広報・IR室
広報担当:石河 正樹(いしかわ まさき)

〒153-8662 東京都目黒区下目黒1-8-1 アルコタワー19階
電話:03-5434-8637 FAX:03-5434-8607
E-mail:mishikaw@minebea.co.jp
URL:http://www.minebea.co.jp/

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、製品情報、問い合わせ先などが変更になっている場合がありますのであらかじめご了承下さい。

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