2004年

2004年4月15日
日立粉末冶金株式会社

当社は、下記概要によりミネベア株式会社と共同で新型流体動圧軸受ユニット(HMFタイプ)を開発しましたので、お知らせいたします。

1. 新製品の概要

最大の特徴は、軸受部に焼結材を採用し、ラジアル方向の動圧発生部を従来の動圧発生溝ではなく、軸受部内面形状全体を多円弧形状としたことにあります。
また、ラジアル動圧発生部に多円弧形状を採用したことにより、軸受部を再圧時にラジアル(多円弧)、スラスト(動圧溝)両方向の動圧発生部の形成を、同時かつ容易に行うことも可能となっております。ラジアル方向の動圧発生部に多円弧形状を採用した流体動圧軸受は、ラジアル方向の圧力が高い、スラスト方向の圧力バランスが良い、高速性に優れている等小型!)薄型モーターに最適の特性を有しております。

2. 今後の展開

開発の基本コンセプトは、優れた性能!)大量生産性!)コスト競争力を有した流体動圧軸受ユニットの開発であり、今回開発に成功したHMFタイプは、上記の特性要求を十分に満たす製品となっております。
ミネベア株式会社は、この新型流体動圧軸受ユニットを、当面は自社で製造販売しているHDD(ハードディスクドライブ)搭載用スピンドルモーターに使用しますが、将来はスタンダード化して、同社の主力製品であるボールベアリング同様に広く外部に販売して行くことも検討しております。
当社は、従来にない優れた粉末冶金加工技術と生産ラインで、容易かつ大量にこの多円弧形状の軸受部の生産を可能にしました。ミネベア株式会社では、この多円弧形状の軸受部の供給を当社から受けることにより、HMFタイプの流体動圧軸受ユニットを組み立てることとしております。

以上

【お問い合わせ先】
執行役員経営支援センタ副センタ長
牧野 健
電話:047-362-1171

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、製品情報、問い合わせ先などが変更になっている場合がありますのであらかじめご了承下さい。

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