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2020年3月期 第1四半期決算説明電話会議(2019年8月2日)
貝沼です。私の方から、本日のポイントを説明します。
景況感としては、マクロ経済の減速が当初想定よりも少し長引くと予想していますが、2Q以降は電子機器・ミツミ事業を中心に大幅な回復を予定しています。
7月単月の売上高は890億円を超えました。前年は700億円でしたので、ユーシン統合による影響約110億円を除いても、この状況の中で80億円程度伸びているということです。少し底を打った感じもしますが、今後も状況を注視していきたいと思います。
機械加工品においては、航空機向けは引き続き堅調で想定以上に利益を拡大していますが、私どもの製品の中で一番景気動向をとらえやすい、シェアの高い製品であるボールベアリングは足元では想定以上に弱いと感じています。
電子機器・ミツミ事業においては、米中貿易摩擦の影響を受けていますが、ポートフォリオを多様化してリスクを分散するという当初の目的の通り、2Qはこれらのセグメントの製品が業績の下支えをしていくと思っています。
今年から統合されたユーシンにおいては、世界的な自動車市場減速の影響を受けています。中国も自動車の販売台数が約20%落ちていますし、欧州も今ひとつ調子がよくありません。しかしながら、我々がユーシン欧州の業務改善を支援したことにより、極めて短期的に品質改善が行われています。ある大手の自動車メーカーからは、これほどの短期間に品質が改善されるとは思っていなかった、というお褒めの言葉もいただきました。全体の自動車の景況感はいかんともしがたいですが、ユーシンの業績と品質の改善は予定通りのスピードで進んでいます。
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