2026年

2026年3月17日

ミネベアミツミ株式会社

ミネベアミツミの世界最小ボールベアリング、大塚ローテック製腕時計「8号」に採用決定
~ガラスの中で様々な動きが共演する複雑機構の駆動を支える~

このたび、ミネベアミツミ株式会社(本社:長野県、代表取締役会長CEO:貝沼 由久、以下 ミネベアミツミ)の世界最小ボールベアリング*を含む極小ボールベアリングが、国産時計ブランド 大塚ローテックの機械式腕時計「5号改」と「9号」に続き「8号」にも採用されましたので、お知らせいたします。

画像:8号

8号

画像:左から、ミネベアミツミの世界最小ボールベアリング、極小ボールベアリング

左から、ミネベアミツミの世界最小ボールベアリング、極小ボールベアリング

「大塚ローテック」は、「時計界のアカデミー賞」と呼ばれているジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)2024のチャレンジ部門(3,000スイスフラン以下の時計部門)でグランプリを受賞した、現代の名工*2である片山 次朗氏の国産時計ブランドです。
今回、大塚ローテックが発表した機械式腕時計「8号」は、1時間に一度、ガラスの中で様々な動きが共演する独創的な表示機構を備えています。正時になると、アワーチャンネルによって時表示が瞬時に切り替わり、フライホイールと連動した分表示のフェーダーが60分から0分へ巻き戻ります。側面はガラスになっており、2階建て構造の文字盤の間を、分を示すフェーダーレバーが通過する様子を見ることができます。また、文字盤上部には、90秒で1回転する秒ディスクが配置されています。
この複雑な動きを実現するため、「8号」の駆動にはMIYOTA製ムーブメントの上に大塚ローテック製モジュールを搭載しており、このモジュールの部品数は62点に及びます。この精緻なモジュールの中に、ミネベアミツミ製の世界最小の外径1.5mmのボールベアリングが1個、外径2.5mmのボールベアリングが2個採用されています。これら計3個の極小ボールベアリングが、複雑な機構の円滑で滑らかな駆動を支えています。

* ミネベア 外径1.5mmボールベアリングが、世界最小の量産可能なスチール製ボールベアリングとしてギネス世界記録™に認定されました。(2015年8月31日付け当社プレスリリース)

ミネベアミツミの極小ボールベアリングについて

ミネベアミツミの祖業であり原点であるボールベアリングは、70年以上自社内で磨き続けている超精密加工技術に支えられています。ナノメートルオーダーの加工寸法を自在に制御し加工精度を常に維持できるよう、加工用刃物、治工具、生産設備から環境面への配慮、先端加工技術開発にいたるまで社内で完結しています。
また、世界最小ボールベアリングと極小ボールベアリングの製造は、研削から最終工程の組み立てまで、社内でも限られた技術者により、手作業で製造しています。
こうした超精密加工技術と垂直統合生産システムは、他社にはないミネベアミツミの強みのひとつです。

ミネベアミツミの軽井沢本社工場

ミネベアミツミの軽井沢本社工場

ボールベアリングを手組みで製造する様子(写真は、軽井沢本社工場)

ボールベアリングを手組みで製造する様子(写真は、軽井沢本社工場)

世界最小ボールベアリング
DDL-004概要
サイズ:外径1.50 mm
 内径0.50 mm
 幅(厚さ)0.65 mm
生産場所:日本(軽井沢本社工場)
極小ボールベアリング
DDL-008概要
サイズ:外径2.50 mm
 内径1.00 mm
 幅(厚さ)0.80 mm
生産場所:日本(軽井沢本社工場)

ミネベアミツミの極小ボールベアリングについて

大塚ローテック「8号」概要

機能アワーチャンネル(ジャンピングアワー)、ミニッツフェーダー(フライホイール連動レトログラード)、秒ディスク
駆動方式自動巻
ムーブメントMIYOTA 90S5 + 自社製モジュール
(自動巻、33石+3ボールベアリング、毎時28,800振動、パワーリザーブ約32時間)
ケースサイズ横31mm(ラグからラグまで47.8mm)
ケース厚10.8mm
素材ステンレススチール(316L)
ケース仕上げヘアライン仕上げ
ケースバックソリッドバック
防水性日常生活防水(3 ATM)
風防サファイアクリスタルガラス(無反射コーティング、指紋防止コーティング)
ストラップ素材:ラバー、ラグ幅:24mm
生産国日本
税込価格990,000円(1年保証)
ムービーhttps://youtu.be/i-KcUA1wrZQ新しいウィンドウで開く

大塚ローテック「8号」実機展示

期間2026年3月19日(木)~23日(月)
時間10:00~19:50 (23日は19:00閉場)
場所WITH HARAJUKU 1F エントランス(東京都渋谷区神宮前1丁目14番30号)
入場料無料
URLhttps://withharajuku.jp/新しいウィンドウで開く

大塚ローテックついて

現代の名工・片山次朗氏が2012年に創業した日本の腕時計ブランドです。全ての時計は片山氏指揮のもと自社で製作しています。片山次朗氏はカーデザイナー、プロダクトデザイナーとして活動をしていましたが、インターネットオークションで卓上旋盤を手に入れたことをきっかけに2008年より時計製作を開始しました。代表作の一つである「6号」は2024年、「時計界のアカデミー賞」と呼ばれるジュネーブ・ウオッチメイキング・グランプリ(GPHG)のチャレンジ部門におけるグランプリを獲得しました。

ウェブサイト新しいウィンドウで開く

ミネベアミツミについて

ミネベアミツミは、機械の回転をスムーズにするミニチュア・小径ボールベアリング(軸受)や、1直リチウムイオン電池用保護ICなどをはじめとする、超精密加工技術を代表するコア技術を中心に、半導体、モーター、センサーなど、様々な機械・電子部品を手がける相合(そうごう)*3精密部品メーカーです。当社の超精密技術は、エアコン・掃除機・ドライヤー、ゲーム機などの家電製品、スマートフォン・パソコンなどの情報機器、自動車・航空・宇宙製品、そして医療機器など、幅広い分野で使用され、目に見えないところで皆様の生活をお支えしております。

ウェブサイト

  • *3 相合:総合ではなく、相い合わせることを意味する造語。
    当社グループのあらゆるリソースを掛け合わせ、相乗効果により新たな価値を創造する。
報道関係お問い合わせ先 ミネベアミツミ株式会社 広報・IR室
Phone: 03-6758-6703 Fax: 03-6758-6718
E-mail: koffice@minebeamitsumi.com
ベアリングの販売関係お問い合せ先 ミネベアミツミ株式会社 ベアリング統括部
Phone: 03-6758-6772
ミネベアミツミ株式会社およびミネベアミツミグループ各社の、おもなニュースリリースを掲載しています。
ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。製品または商品の仕様変更・販売終了等により、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。

プレスリリース一覧 に戻る

ページの先頭へ戻る

Follow Us

Twitter Youtube