2025年

2025年7月18日

ミネベアミツミ株式会社

ミネベアミツミ、袋井市と「未来のまち」を共に創り出す連携協定を締結

ミネベアミツミ株式会社(本社:長野県、代表取締役会長CEO:貝沼 由久、以下 ミネベアミツミ)は、静岡県袋井市(以下 袋井市)と、ミネベアミツミのスマートライティングなどのデジタル技術を活用し、時代の変化に適応したスマートシティの実現に向け、2025年7月18日に「未来のまち」を共に創り出す連携協定を締結しました。

袋井市では道路や公園に設置している照明灯のうち、LED化されているものが20%程度に留まっていたことから、維持管理費の低減、環境負荷の低減などの課題の解決が必須でした。そこで、袋井市は2024年に「令和6年度 袋井市 道路等照明灯LED化事業(ESCO事業)」を実施し、道路・公園照明灯の一括LED化を行いました。また、LED化だけでなく、照明灯にミネベアミツミのスマートライティングシステムを配置することで、市内照明灯の照度調整等の一括管理が可能となりました。この事業により、管理コスト軽減やCO2排出量の80%減といった効果を見込んでいます。

今回の連携協定は、ESCO事業で袋井市各所に配置されたスマートライティングシステムを活用し、袋井市における道路等のインフラが抱える道路冠水や、交通対策の課題解決に向けて、袋井市を実証フィールドとした実証実験を行うことが目的です。本実証実験では、ミネベアミツミが開発を進める監視カメラや通信技術をもとに取り組みます。これは、静岡県内初の試みです。今後は、袋井市の各方面の課題解決に向け、実証実験の範囲を拡張してまいります。

協定後の実証項目

LED照明灯に搭載したスマートライティングシステムを活用して、クラウド上の管理システムであるCMS(Central Management System)にセンサーやデバイスで接続し、以下の実証実験を行います。

①防災・減災対策の推進に向けての実証実験

  • 監視カメラや冠水センサを用いた道路冠水対策

②都市計画に向けての実証実験

  • ヒトやクルマの流れの把握、自転車の活用計画、土地利用、通学路対策等などを例に実証内容協議中
スマートシティソリューションの拡張性

袋井市について

袋井市は、静岡県西部に位置する人口83,664人、(7月1日現在)のまちであり、今年は旧浅羽町と合併20周年となっております。温暖な気候や全国トップクラスの日照時間を生かし、最高級マスクメロンのブランド「クラウンメロン」の産地として有名です。古くは東海道五十三次のどまん中「袋井宿」を中心に栄え、現在は1969年に東名高速道路「袋井IC」が供用を開始したことを契機に、多くの企業が立地し発展しました。また、市内に立地するエコパスタジアムは、2002年のFIFAワールドカップ、ラグビーワールドカップ2019といった世界規模の大会を開催した国内有数のスポーツ施設です。

ミネベアミツミについて

ミネベアミツミは、世界シェアNo.1*製品である、機械の回転をスムーズにするミニチュア・小径ボールベアリング(軸受)や、1直リチウムイオン電池用保護ICなどをはじめとする、超精密加工技術を代表するコア技術を中心に、半導体、モーター、センサーなど、様々な機械・電子部品を手がける相合(そうごう)**精密部品メーカーです。当社の超精密技術は、エアコン・掃除機・ドライヤー、ゲーム機などの家電製品、スマートフォン・パソコンなどの情報機器、自動車・航空・宇宙製品、そして医療機器など、幅広い分野で使用され、目に見えないところで皆様の生活をお支えしております。

* ミネベアミツミ調べ

  • ** 相合:総合ではなく、相い合わせることを意味する造語。
    当社グループのあらゆるリソースを掛け合わせ、相乗効果により新たな価値を創造する。

ウェブサイト

報道関係お問い合せ先 ミネベアミツミ株式会社 広報・IR室
Phone: 03-6758-6703 Fax: 03-6758-6718
E-mail: koffice@minebeamitsumi.com
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