2021年

2021年12月24日

ミネベアミツミ株式会社

ミネベアミツミ、千葉大学と共同研究

~スマートLED照明 SALIOT pico リラックス環境での視作業に適したあかり~

ミネベアミツミ株式会社は、千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュート人間生活工学研究室と共同で、スマートLED照明「SALIOT pico(サリオ ピコ)」についての実証実験を行いました。
一般に市販されているデスクスタンドと比較し、実験結果から「リラックス環境での視作業に適したあかり」として訴求いたします。

スマートLED照明「SALIOT」(Smart Adjustable Light for the Internet Of Things, サリオ)は、超精密技術を応用した薄型レンズによって美しい光を生み出すとともに、Bluetooth Mesh®による無線操作で点灯・消灯・調光を自在に調節することが可能です。
その中でも、「SALIOT pico」は、美術館や博物館などで求められる高い演色性(Ra97)*や、光の向きや広がりを自由に変えられる点が特長です。

一般的に、夜間など落ち着いた環境での作業の照明環境は、リラックスできることが望ましく、一般に市販されている高色温度の照明はリラックスしにくい環境であるといわれています。
今回の実験では、視作業で使用する明かりという前提で、SALIOT picoと一般的なデスクスタンドを比較実験しました。その結果、SALIOT picoはデスクスタンドと同等以上の作業成績を維持しながらも、落ち着いて作業ができるという優れた実証結果が出ました。

SALIOT picoは、人間を必要以上に覚醒させずに作業を行うことを可能にし、リラックス空間やお休み前の視作業に適するという、これまでにない照明の付加価値を提供し、皆様のよりよい暮らしの充実に貢献してまいります。

* 演色性:光に照らされたときの、物体の色の見え方/Ra:平均演色性評価数という値。100に近いほど本来の自然の色を再現できる性質が高い。

グラフ:分光分布
写真
  • スペクトルが幅広く分布しているため視認性が高まることが期待できます。
  • 覚醒効果のある青色光成分をおさえているためリラックスやおやすみ前に適しています。

※分光分布:光源から放射している光を、波長ごとに分割・測定し青紫から赤までの光がどの程度の割合で含まれているか表したもの
(リラックス環境での視作業に適した照明環境の検討、小林ら、日本人間工学会九州・沖縄支部会第42回大会、2021年12月17日より)

■SALIOT picoは、落ち着き感に優れます

グラフ:SALIOT picoは、落ち着き感に優れます

実験条件
裸眼または矯正で両目0.8以上の視力を有する成人10名。
机の上に置いた用紙で文字読み取り作業を実施。
視距離30cm。作業中心部照度150lx。
作業中の落ち着き感を100mmの線分上で感じたところにチェックする方法(Visual Analogue Scale法)。
対応のあるt検定で有意差を検出(*:p = 0.008)。

■作業数は差がなく、正答率はSALIOT picoが優れます

グラフ:作業数は差がなく、正答率はSALIOT picoが優れます

実験条件
裸眼または矯正で0.8以上の視力を有する成人10名。
机の上に置いた用紙で文字読み取り作業を実施。
視距離30cm。作業中心部照度150lx。
用紙上に12個×20個印刷された文字高1.5mmまたは1.2mmの微細なひらがなを国語の教科書と同じように縦読みし、指定された文字を見つけたらチェックした。
対応のあるt検定で、作業数は非有意だった(p = 0.67)。
より読みにくい条件(灰色の用紙)で正答率の有意差を検出(*: p = 0.04)。

実験概要

千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュート人間生活工学研究室について

工学系のデザイン領域にある、人間工学と生理人類学を母体学会とする研究室です。生物としてのヒトを、ある時は人類学的に、ある時は生理学的に眺めています。現在とこれからをより健康的に生きるために、仮説設定と実験、試作を主な方法論として、製品の工業デザインや光、温熱、労働などの人工環境、生活の仕方などを研究しています。多くの共同研究を常時実施しており、企業や他の学術領域など、社会と深くつながっている研究室です。

実験へのコメント

夜間に照明の短波長成分(一般的なデスクスタンドに代表される青色の光)を抑えることは良質の睡眠に向かうために不可欠です。現代は夜でも仕事や勉強をしなければならないシーンがあります。そのようなときに、長波長成分をリッチにした演色性の高い照明は、視覚作業のパフォーマンスを維持しつつ落ち着くことができ、最適といえます。

Profile
画像:下村 義弘 教授 博士(工学)
千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュート
大学院工学研究院(兼務)、フロンティア医工学センター(兼務)
下村 義弘 教授 博士(工学)
千葉大学大学院自然科学研究科博士課程修了
日本人間工学会副理事長、日本生理人類学会理事ほか
生理人類士1級
ヒトの生物学的特性を俯瞰し、使いやすい物や過ごしやすい環境の開発と評価を行っている。運動機能やアフォーダンス、光環境の基礎的研究のほか、近年はオフィスや自動車関連、医療・福祉機器などの共同研究が多い。

SALIOT picoについて

画像:イメージ写真 1ロゴ:SALIOT pico画像:イメージ写真 2

ミネベアミツミは従来からIoT照明器具SALIOT(Smart Adjustable Light for the Internet Of Things、サリオ)シリーズを展開し、美術館や博物館、ホテル、ショールーム等、多くの施設へ納入してまいりました。スマートフォンやタブレットで照明器具の向きや明るさ、光色、配光角度を離れたところから操作でき、照明器具の調整現場に大きな変革をもたらしました。

「SALIOT pico」は、SALIOTで培った光学技術と回路、無線技術のノウハウをコンシューマー向けに展開した家庭用スマート照明機器です。本製品は、美術館や博物館などで求められる高い演色性(Ra97)*と豊富な光のバリエーションにより、タスクライト、間接光、演出光など多様な照明手法で、ご家庭でも新たな光空間演出を実現します。

* 演色性:光に照らされたときの、物体の色の見え方/Ra:平均演色性評価数という値。100に近いほど本来の自然の色を再現できる性質が高い。

ミネベアミツミ オンラインショップ

URL: https://shop.minebeamitsumi.com/saliot/index.aspx新しいウィンドウで開く

Phone: 0120-278-258

QRコード:ミネベアミツミ オンラインショップ

本件に対するお問い合わせ先

販売・取り扱いについてのお問合わせ先 SALIOT担当窓口
フリーダイヤル: 0120-016-733
Web: https://www.saliot.com/新しいウィンドウで開く
Phone: 03-6758-6748
Mail: saliot@minebeamitsumi.com
報道関係お問い合わせ先 ミネベアミツミ株式会社 広報・IR室
Phone: 03-6758-6703(広報)
Mail: koffice@minebeamitsumi.com
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、製品情報、問い合わせ先などが変更になっている場合がありますのであらかじめご了承下さい。

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