2021年

2021年10月1日

ミネベアミツミ株式会社

滋賀セミコンダクター株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ

ミネベアミツミ株式会社(以下、「当社」)の子会社であるミツミ電機株式会社(以下、「ミツミ電機」)は、2021年6月30日付「アナログ半導体8インチ工場(Fab)およびMEMS事業取得に関するお知らせ」にて公表しましたとおり、オムロン株式会社(以下、「オムロン」)との間で、同社野洲事業所内の半導体・MEMS*1工場(Fab)およびMEMS製品開発機能をオムロンが新会社を設立のうえ会社分割により当該新会社に承継し、当該新会社の全株式をミツミ電機が譲り受けることに係る株式譲渡契約を締結しておりましたが、本日2021年10月1日付で、以下のとおり、オムロンから当該新会社である滋賀セミコンダクター株式会社(以下、「対象会社」)の株式を取得(以下、「本株式取得」)して子会社化するとともに、名称を滋賀セミコンダクター株式会社からMMIセミコンダクター株式会社に変更致しましたので、お知らせ致します。

*1 Micro Electro Mechanical Systems

1. 本株式取得の目的及び今後の運営方針

当社は、超精密加工技術や大量生産技術等の当社の強みを発揮でき、且つ簡単には無くならない製品をコア事業「8本槍」として位置付けると共に、これらを相合(そうごう=相い合わせる)することにより新たな価値をお客様に提供していくことを基本戦略としております。アナログ半導体はこの8本槍の一つであり、当社がフォーカスする事業エリアであるIoTの出入口の重要部品でもあることから、製品ポートフォリオの充実と新たなアプリケーション市場への参入を通して更なる事業拡大を志向しております。また、当社はEco-Efficiencyで差別化をはかる新戦略:QCDESS(Quality, Cost, Delivery, Eco / Efficiency, Service, Speed)を掲げておりますが、アナログ半導体の省エネ設計は電力消費量を格段に下げる点で重要な役割を果たします。

当社のアナログ半導体製品としては、電源IC、タイマーIC、MEMSセンサー、磁気センサー、車載用メモリー、IGBT*2等をコンシューマー製品用、車載用、医療用等に供給しております。中でもスマートフォン等に使われるリチウムイオン電池保護IC(一直)では世界シェアの80%程度*3を誇ります。現在、ミツミ電機と2020年4月に経営統合したエイブリック株式会社の間でのシナジー効果の発現に加え、弊社研究開発機能の拡充と前工程を中心とした工場規模の拡大を実行し、数年以内に売上高600億円規模から1,000億円へ、更にM&Aとあわせて10年以内に2,000億円への成長を目標として一層の事業規模の拡大と事業価値の向上を目指しております。

対象会社の半導体・MEMS工場は、現在MEMS製品を主に生産しておりますが、アナログICを生産可能な8インチ半導体前工程を有しており、そのプロセス、保有技術、規模、オペレーターのスキル等の点でも当社の目指す生産能力増強に資するものです。本株式取得により、今後の当社アナログ半導体事業の競争力強化のために必要不可欠な8インチ生産基盤を獲得し、上記のアナログ半導体成長目標の実現をより確実にすることができました。

本株式取得後、当社は能力拡大のため手始めに100億円超の設備投資(サプライチェーン補助金*4に採択金額40.3億円で採択されております)をおこない、対象会社工場において月産約2万枚の8インチウェハ生産体制を構築致します。その後も、対象会社工場には更なる拡張余地がありますので、需要等に応じて能力を拡大して参ります。これにより、当社グループ半導体前工程の新たな中核工場を作り上げ、アナログ半導体の国内供給体制の強化にも貢献し、2025年度に約250億円の売上を目指して参ります。

また、対象会社は、幅広いMEMS製品の設計技術と周辺技術を保有しており、これらの技術と当社のMEMSセンサー製品技術の融合により、新製品開発によるラインナップ増強、既存製品の高性能化、機能追加等のシナジーも期待できます。特に、血圧計用のMEMS圧力センサーは対象会社と当社の双方が強みを持つ分野であり、新しいニッチトップ製品として競争力を高めて参ります。さらに、このMEMSセンサー事業の取得は、8本槍戦略の1本であるセンサー事業の強化につながるものであり、血圧計以外のMEMS製品にも今後力を入れて参ります。

*2 パワー半導体素子の一つである絶縁ゲートバイポーラトランジスタ

*3 当社調べ

*4 サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金

2. 子会社化した会社の概要

社名滋賀セミコンダクター株式会社(子会社化後の新会社名:MMIセミコンダクター株式会社)
代表者代表取締役 用害 毅
設立2021年7月20日
所在地滋賀県野洲市市三宅686番地2

3. 株式取得の相手先の概要

社名オムロン株式会社
代表者代表取締役社長 CEO 山田 義仁
設立1948年(昭和23年)5月19日
所在地京都市下京区塩小路通堀川東入

4. 株式取得会社の概要

社名ミツミ電機株式会社
代表者代表取締役 社長執行役員 岩屋 良造
設立1954年1月 (登記上1949年4月16日)
所在地東京都多摩市鶴牧2-11-2

5. 株式取得親会社の概要

社名ミネベアミツミ株式会社
代表者代表取締役 会長兼社長執行役員(CEO & COO) 貝沼 由久
設立1951年7月16日
所在地長野県北佐久郡御代田町大字御代田4106-73

6. 業績に与える影響

本件に伴う2022年3月期の当社の連結業績に与える影響は軽微です。

以上

報道関係お問い合わせ先 ミネベアミツミ株式会社 広報・IR室
Phone: 03-6758-6703 Fax: 03-6758-6718
E-mail: koffice@minebeamitsumi.com
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、製品情報、問い合わせ先などが変更になっている場合がありますのであらかじめご了承下さい。

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