2020年

2020年5月29日

画像:FASFマーク

ミネベアミツミ株式会社

当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)の非更新に関するお知らせ

当社は、本日開催の取締役会において、本年6月26日開催予定の定時株主総会の終結時に有効期間が満了する、当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)(以下「本プラン」といいます。)を非更新とすることを決議いたしましたので、下記のとおり、お知らせいたします。

当社は、1980年代後半に、濫用的買収者(いわゆるグリーンメーラー)により当社株式を大量に取得され、株価の乱高下により株主の皆様に多大なるご迷惑をおかけするとともに、経営戦略を推進・展開するための貴重な時間と経営リソースを空費したという非常に苦い経験があります。これらの経験を踏まえ、当社は、本プランを2008年5月に導入して以降、改定・更新を重ね、直近では2017年6月29日開催の第71回定時株主総会にて、株主の皆様にご承認をいただいて本プランを更新し現在に至っております。
一方、当社は、2017年のミツミ電機株式会社との経営統合をはじめ、2019年には自動車部品のTier1(ティアワン)メーカーである株式会社ユーシンとの経営統合、そして本年4月にはアナログ半導体専業メーカーであるエイブリック株式会社との経営統合等により、ここ数年で事業基盤をより一層強化し、企業価値の向上に積極的に取り組んでまいりました。
当社は、このような取り組みを進める中、本プランが有効期間満了を迎えるにあたり、国内外の機関投資家をはじめとする株主の皆様のご意見も踏まえ今後の本プランの取扱いを慎重に検討してまいりました。その結果、本プラン導入時と比較して、法令改正も含めて、当社グループを取り巻く経営環境や買収防衛策を巡る環境が変化しており、持続的な利益創出や株主還元等による企業価値向上をさらに進めていくうえで、当社における本プランの必要性が相対的に低下したものと判断し、本日開催の取締役会において、本定時株主総会終結の時をもって本プランを非更新とすることを決議いたしました。
なお、当社は、本プランを非更新とした後も、中長期的な企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上に努めてまいるとともに、かかる観点から、引き続き大量取得行為を行おうとする者に対しては、大量取得行為の是非を株主の皆様が適切に判断するための必要かつ十分な情報の提供を求め、あわせて当社取締役会の意見等を開示し、株主の皆様の検討等のために必要な時間と情報の確保に努める等、金融商品取引法、会社法その他関係法令の許容する範囲内において、その時々において適宜適切な措置を講じてまいります。

以上

会社名 ミネベアミツミ株式会社
代表者名 代表取締役 会長兼社長執行役員 貝沼 由久
(コード番号 6479 東証第1部)
問合せ先 執行役員 人事総務部門担当 石上 統英
(Phone: 03-6758-6712)
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