2004年

2004年7月16日

各  位

ミネベア株式会社

ミネベアが日本電産の保有する米国 No5,667,309特許は無効である旨の宣言
判決を求める訴えを米国ワシントンDC地裁に提起

 ミネベア株式会社(以下「ミネベア」)は、その子会社である、ハードディスクドライブ用流体動圧軸受けスピンドルモーター(以下「 HDD モーター」)を含むミネベアグループ製品の北米地域販売を担当する米国法人のエヌ・エム・ビー・テクノロジーコーポレイション(以下「 NMB テック」)とともに、米国時間、平成16年7月15日、米国ワシントン DC 地方裁判所に、日本電産株式会社(以下「日本電産」)及び株式会社三協精機製作所(以下「三協」)に対し、三協が登録し、近時三協から日本電産に移転登録された米国特許 No 5 , 667 , 309特許(以下「309特許」)につき、ミネベアグループ製品の 1 つである HDD モーターは、309特許を侵害しないばかりだけでなく、当該309特許は無効である旨の宣言判決を求める訴えを提起致しましたので、ここにお知らせいたします。

 ミネベアはかねてより、ミネベアグループ製品の 1 つである HDD モーターが309特許を侵害する旨の通知を三協及び日本電産から受取っておりました。ミネベア及び NMB テックは、日米の著名な特許法律事務所等とともに、309特許を詳細に渡り検討致しました。ミネベア及びNMBテックは、309特許には多数の先行技術が存在し、309特許にはいわゆる新規性や、進歩性がまったくなく、無効な特許であるとの結論に達しました。ミネベアは、日本電産より、度々に渡り、法外かつ不当なローヤルティの支払請求を一方的に受けておりましたが、このような無効な特許に多額のローヤルティをミネベアが支払う必要は、まったく無いものと判断するに至りました。よって、適切な裁判所のご判断を仰ぐべく、このたびの訴訟に踏み切りました。

 尚、309特許につきましては、ミネベアグループの主な客先であるハードディスクドライブメーカー数社と、日本電産及び三協の不当な主張に対抗するため、今後は互いに協力していくものと考えております。


以上


【お問い合わせ先】
ミネベア株式会社
総合企画部 広報・IR室
広報担当:石河 正樹(いしかわ まさき)

〒153-8662 東京都目黒区下目黒1-8-1 アルコタワー19階
電話:03-5434-8637 FAX:03-5434-8607
E-mail:mishikaw@minebea.co.jp
URL:http://www.minebea.co.jp/

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