2026年
2026年9月11日
ミネベアミツミ株式会社
ミネベアミツミグループのミツミ電機、
高精度・極小パッケージのリチウムイオン電池保護IC「MM422xシリーズ」を開発
〜業界最高水準の検出電圧精度と小型パッケージで、デバイスの安全性向上と省スペース化の実現〜
ミネベアミツミグループのミツミ電機株式会社は、1セルリチウムイオン二次電池およびリチウムポリマー二次電池向けに、検出電圧の高精度とパッケージの小型化を実現した電池保護IC「MM422xシリーズ」を発表いたしました。
近年、スマートフォンやウェアラブルデバイスの高性能化に伴い、搭載される二次電池にはより高い安全性と効率的な運用が求められています。新開発の「MM422xシリーズ」は、これらのニーズに応えるべく、独自の回路設計技術とパッケージング技術の融合により「高い安全性」「省スペース」を極限まで追求しました。
主な特長
1. 電流検出用センス抵抗による高精度な電流検出
本シリーズは、外部の電流検出用センス抵抗を用いた高精度な電流検出方式を採用しています。放電過電流検出電圧1において、±0.75mV(周囲温度25°Cの環境下)という極めて高い精度を実現しています。これにより、センス抵抗の値を小さくでき、低損失化と省スペース化を両立できます。
2. 3段階の放電過電流保護でシステムを最適にガード
放電過電流1、放電過電流2、短絡保護と3段階の放電過電流保護を備え、デバイスの使用状況に合わせた柔軟な保護設定が可能となり、安全性と利便性を両立できます。
3. DFN(Dual Flat No-lead)で世界最小クラスかつ低背のSSON-6Sパッケージの採用
パッケージサイズが1.2 mm × 1.2 mm、厚みが最大0.4 mmという極小・低背であり、実装性に優れているDFNパッケージを採用しています。基板占有面積を最小限に抑えることで、基板設計の自由度に貢献します。
4. 業界トップレベル*の低消費電流
動作時の消費電流は2.0µA(標準)であり、約20%の低消費化を実現(当社従来品比)しました。スマートフォンのバッテリー持ちが長くなるなど、デバイスの動作時間拡大に貢献します。
* 当社調べ(2026年 主要保護ICメーカー5社比較)
主な用途
スマートフォン、タブレット、完全ワイヤレスイヤホン(TWS)、他
製品写真
製品仕様
| 項目 | 仕様概要 |
|---|---|
| 最大定格 | 6V |
| 動作電圧範囲 | 1.5~6.0V |
| 動作温度範囲 | -40°C~85°C |
| 消費電流 | 2.0µA (標準) |
| スタンバイ電流 | 0.1µA (最大) (過放電復帰条件:電池電圧) |
| スタンバイ電流 | 0.6µA (最大) (過放電復帰条件:電池電圧+充電器接続) |
| 過充電検出電圧 精度 | ±15mV |
| 過放電検出電圧 精度 | ±35mV |
| 放電過電流検出電圧1 精度 | ±0.75mV |
| 放電過電流検出電圧2 精度 | ±2.0mV |
| 充電過電流検出電圧 精度 | ±0.75mV |
| 短絡検出電圧1 精度 | ±4.0mV |
| 0V充電禁止電池電圧 精度 | ±0.2V |
| パッケージ | SSON-6S (1.20mm x 1.20mm t=0.40mm (最大)) |
※周囲温度25°C環境下での製品仕様となります。
MM422x 生産計画
| 量産開始時期 | :量産中 |
|---|---|
| 生産量 | :1000万個/月 |
| 生産場所 | :日本 |
| サンプル価格 | :100円/個(税抜き) |
| 製品関係お問い合わせ先 | ミネベアミツミ株式会社 SE事業本部 半導体事業部 戦略技術部 Phone: 046-230-3470(部門代表) |
|---|---|
| 報道関係お問い合わせ先 | ミネベアミツミ株式会社 広報・IR室 Phone: 03-6758-6703 Fax: 03-6758-6718 E-mail: koffice@minebeamitsumi.com |
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