ミネベアミツミ　浜松工場、2023年度 緑化優良工場等経済産業大臣賞を受賞

ミネベアミツミ株式会社（以下　ミネベアミツミ）　浜松工場は、一般財団法人日本緑化センター主催2023年度　緑化優良工場等表彰制度において、経済産業大臣賞を受賞いたしました。

ミネベアミツミ　浜松工場
（芝生地越しの研究棟と西側自然樹木）

緑化優良工場等表彰制度は、通称　全国みどりの工場大賞と呼ばれ、工場立地法の趣旨を踏まえ、工場緑化を推進し工場内外の環境の向上に顕著な功績があった工場や団体及び個人を表彰し、工場緑化の一層の推進を図ることを目的に、1982年の創設以降毎年実施されています。

審査は、工場敷地の緑地等の割合、景観、維持・管理の状況や、環境・緑化等に関する地域貢献などの状況を基準におこなわれ、日本緑化センター会長表彰、各経済産業局長表彰、経済産業大臣表彰、内閣総理大臣表彰と段階的に表彰される仕組み^*となっています。

ミネベアミツミ　浜松工場では、操業当初より従業員の厚生と地域社会との共生のため工場緑化に積極的に取り組んでおり、2010年度　日本緑化センター会長表彰、2018年度　関東経済産業局長賞を受賞し、このたび2023年度　経済産業大臣表彰を受賞しました。

148,578㎡の広さを有する浜松工場の敷地において、緑地面積は71,048㎡、緑地率46％を誇り、28,529㎡の自然型樹群と、40,019㎡の植栽地で構成されています。
自然型樹群には、工場の建物を取り囲むよう、敷地境界線沿いに樹高8m以上のカシやカエデ、サルスベリ等の広葉樹が配置され、浜松工場周辺の広大な山林や田畑などの豊かな自然景観と調和しています。また、植栽地には、ヤマモモ、ツツジ、サクラを中心とした四季折々の草花が植栽され、さまざまな種類の緑地を敷地全体にバランスよく配置しています。
さらに、生産工程における消費電力削減や、浜松工場内の二酸化炭素排出量低減の取組みについても評価いただき、このたびの受賞にいたりました。

ミネベアミツミ　浜松工場では、今後も、植栽や芝・樹木管理を推進し自然景観を継続するとともに、持続可能な地球環境の実現に向けた取組みの推進、市場・お客様になくてはならない部品、新たな価値の創出に注力してまいります。

* 日本緑化センター会長表彰、各経済産業局長表彰、経済産業大臣表彰は、一般財団法人日本緑化センター主催、内閣総理大臣表彰は林野庁主催。

表彰式

ミネベアミツミ　浜松工場について

ミネベアミツミ　浜松工場は、1986年静岡県磐田郡浅羽町（現 袋井市）にミネベア株式会社の開発技術センターとして設立されました。設立当初は、ミネベアの祖業であるベアリングをはじめとするメカニカル製品を核に、当時のPC用外部記憶装置の主流であったFDDに使用する磁気ヘッドやPM型ステッピングモーター等の電子機器を主要製品としていました。現在は、ミネベアミツミの各種モーターやスマートシティソリューションに代表される照明製品等の電子機器事業のマザー工場として、新製品および新規技術の研究開発、海外関連工場の支援、海外製造拠点の従業員研修等をおこなっています。

ミネベアミツミについて

ミネベアミツミは、世界シェアNo.1^*製品である、機械の回転をスムーズにするミニチュア・小径ボールベアリング（軸受）や、1直リチウムイオン電池用保護ICなどをはじめとする、超精密加工技術を代表するコア技術を中心に、モーター、センサー、半導体など、様々な機械・電子部品を手がける相合^**精密部品メーカーです。当社の超精密技術は、エアコン・掃除機・ドライヤー、ゲーム機などの家電製品、スマートフォン・パソコンなどの情報機器、自動車・航空・宇宙製品、そして医療機器など、幅広い分野で使用され、目に見えないところで皆様の生活をお支えしております。

* ミネベアミツミ調べ

• ** 相合（そうごう）：「総合」ではなく、「相い合わせる」ことを意味し、自社保有技術を融合、活用して「コア製品」を進化させるとともに、その進化した製品をさらに相合することでさまざまな分野で新たな製品を創出すること。

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