2021年

2021年11月16日

ミネベアミツミ株式会社

業界初!(※1)AEC-Q100 Grade 0対応(※2)!過酷な150℃環境下でも高信頼性の電圧監視を実現!
車載用高耐圧ウィンドウバッテリーモニタリングIC S-191ExxxxSシリーズを発売

画像:Automotive Window Battery Monitoring IC

※2021年11月現在、当社調べ

ロゴ:ミネベアミツミグループ「グリーンプロダクツ」製品

ミネベアミツミグループ
「グリーンプロダクツ」
製品

ミネベアミツミグループのエイブリック株式会社(社長:石合 信正、本社:東京都港区、以下:ABLIC)は本日より、車載用高耐圧ウィンドウバッテリーモニタリングIC「S-191ExxxxSシリーズ」の販売を開始しました。
温室効果ガスと呼ばれる二酸化炭素(CO2)排出量の増加は地球温暖化の一因と考えられていますが、この問題の解決に向けて、世界中の国と地域が2050年までのカーボンニュートラル(※3)実現という目標を掲げて活動をおこなっています。
自動車の排気ガスにもCO2が含まれることから、日本においても2050年までのカーボンニュートラルの実現に向けて、2030年度を目標年度とする乗用車の新たな燃費基準が定められました。この基準達成に向けては、今後さらに普及が見込まれる電気自動車(BEV)や、プラグインハイブリッド(PHEV)等のエンジンを搭載した自動車の更なる燃費向上が求められています。その対策として、AT(Automatic Transmission)の改良による省燃費化や、排気ガスを再循環させるEGR(Exhaust Gas Recirculation)システムによるエンジンの効率向上などが図られています。
ATではスムーズな加速と燃費性能の向上の為、機電一体化(※4)が進んでいます。それによりATを制御するECU(Electronic Control Unit)はトランスミッションに直載されるため、トランスミッションからの熱に対応するためECUの高耐熱化が課題となっています。
同様に、EGRシステムでは搭載されたECUが適切な燃焼の制御をおこなうことでエンジンの効率を向上させますが、排気ガスによる熱の影響を受けるため、ここでもECUの高耐熱化が必要となります。
ATやEGRの安定制御のためには高温環境下でも搭載されたECUに供給される電圧が正常値であるかを監視することが重要であるため、高温環境に適合したモニタリングICが必要となります。

本日発売したウィンドウバッテリーモニタリングIC「S-191ExxxxSシリーズ」は車載ICの品質規格AEC(※5)-Q100 Grade 0に対応した製品(※2)となります。AEC-Q100では、製品が使用可能な動作温度範囲によってGrade 0~3までグレード分けされており、Grade 0では低温-40℃から最も高温条件となる150℃が設定されています。グレード毎に応じた各種ストレス試験をクリアしていますので、ATを制御するECUやEGRシステムなどが搭載される過酷な高温環境下でも高信頼性の電圧監視が可能です。
さらに、「S-191ExxxxSシリーズ」は、超小型のHSNT-8(2030)(2.0×3.0×t0.5mm)パッケージを採用し、省スペース化が進む今の車載用機器のニーズに応える製品となっています。
また、「S-191ExxxxSシリーズ」は、動作時消費電力を0.9µA typ.に抑えました。バッテリー直結で動作し、常時センシングが必要なシステムの低暗電流(※6)化に最適です。加えて、「S-191ExxxxSシリーズ」はPPAP(Production Part Approval Process:生産部品承認プロセス)に対応しています。

主な特長

1. AEC-Q100 Grade 0対応(※2)

「S-191ExxxxSシリーズ」は、AEC-Q100 Grade 0対応を実現(※2)しています。過酷な150℃の高温環境下でも高信頼性の電圧監視を実現します。

2. 超小型パッケージ「HSNT-8(2030)(2.0mm×3.0mm×t0.5mm)」を採用

「S-191ExxxxSシリーズ」は、超小型パッケージサイズを採用。搭載部品の増加するECUの省スペース化に貢献できます。

3. 動作時消費電力

「S-191ExxxxSシリーズ」は、動作時消費電流0.9µA typ.を実現。システム全体の暗電流削減に貢献します。

4. 各種ラインナップを品揃え

「S-191ExxxxSシリーズ」は、ECUの異常や機能停止に繋がる低電圧とECUの破壊につながる過電圧の両方を検出することが可能です。また、上記の監視以外に電源分圧出力機能を搭載した製品もラインナップしています。電源分圧出力機能とは、高電圧を低電圧に分圧してA/Dコンバータに入力可能な電圧を出力する機能です。

主な仕様

入力電圧 : 3.0 V ~ 36.0 V
低電圧検出範囲 : 4.0V ~ 10.0V
過電圧検出範囲 : 16.0V ~ 18.0V
検出電圧精度 : ±2.0%(Ta = -40 ℃~ +150 ℃)
ヒステリシス幅 : 0%、5%、10%から選択可能
動作時消費電流 : 0.9µA typ.
動作温度範囲 : Ta = -40 ℃~ +150 ℃
搭載パッケージ : HTMSOP-8、HSNT-8(2030)
AEC-Q100進行中(※7)
PPAP対応可能

用途例

  • 車載用(エンジン、トランスミッション、EGR、EV / HEV / PHEV関連機器等)

車載用バッテリーモニタリングIC ラインナップ

画像:車載用バッテリーモニタリングIC ラインナップ

製品詳細

https://hub.ablic.com/ja/products/s-191e新しいウィンドウで開く

Web サイト

https://www.ablic.com/新しいウィンドウで開く

  • (※1)ボルテージディテクタ(リセットIC)の製品群として。2021年11月 当社調べ
  • (※2)試験進行中2022年8月終了予定
  • (※3)カーボンニュートラル:温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味します。
  • (※4)機械技術と電子技術とを結びつけ,新しい分野を開発すること
  • (※5)Automotive Electronics Council:車載電子部品評議会
  • (※6)暗電流:イグニッションOFFの状態でも流れる待機電流
  • (※7)詳細は、弊社販売窓口までお問い合わせください。
報道関係のお問い合わせ エイブリック株式会社 コーポレート コミュニケーション
Phone: 03-5877-2011
E-mail: pr@ablic.com
一般のお問い合わせ エイブリック株式会社 販売代理店
URL: https://www.ablic.com/jp/semicon/sales/distributors/新しいウィンドウで開く
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