目標と実績

ミネベアミツミグループでは、CSRの取り組みを進める上で、PDCAのサイクルを適切に回してマネジメントしていくことが重要であると考え、CSR目標を定め取り組んでいましたが、2021年からCSR目標をマテリアリティ目標に統合致しました。
詳細は"マテリアリティ目標と実績"をご覧下さい。

※Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返すことによって、管理業務を継続的に改善していく手法。

マネジメント

  2020年度目標 2020年度実績 評価
CSRマネジメント 経営統合に伴うグループでのサステナビリティ・マネジメント体制の整備・強化 CSR
  • エイブリックのサスティナビリティ・マネジメント体制が整備されていることを確認した。
マテリアリティに関して関連部門ごとに目標を設定 CSR
  • 関連部門ごとに目標を設定した。
コーポレートガバナンス
コンプライアンス
リスクマネジメント
階層別研修におけるコンプライアンス研修の実施:受講率100% コンプライアンス
  • 階層別研修においてコンプライアンス研修を実施した。(15回、受講者465名 受講率100%)
意識調査の結果も踏まえたeラーニングの実施:受講率90%以上 コンプライアンス
  • 意識調査の結果も踏まえたeラーニングを実施した。4職階以上を対象に2020年12月から2021年1月にかけてeラーニング「ハラスメントをなくすために~そのリスクと対応~」を実施。受講率100%
パワハラ研修の強化 コンプライアンス
  • 同上
  • 新任課長研修のテーマーにパワーハラスメント防止をおいた。計3回受講者79名。
グローバルでのコンプライアンス情報収集体制の強化 コンプライアンス
  • ミネベアミツミ、ミツミ電機、ユーシン、エイブリック、世界各地のコンプライアンスオフィサー・正副担当者を整備した。
タイ・アユタヤ工場およびバンワ工場で、事業継続マネジメントシステムの国際規格であるISO22301の取得 総務
  • タイ・アユタヤおよびバンワ工場の認証は2021年4月に取得完了
中国・上海工場での感染症に関するBCPの拡充とグループ主要拠点への展開 総務
  • 中国・上海工場で得た知見をベストプラクティスとして世界中に展開する事で被害を最小限に抑える事ができた。
エイブリックのリスクマネジメント体制の確認と連携 総務
  • エイブリックのリスクマネジメント体制が確立していることを確認した。リスク管理委員会にエイブリックのメンバーが委員として参加している。リスク管理体制はエイブリックを含め一体化して進めている。
  • 安否確認・緊急連絡体制の一元化完了
貿易コンプライアンスについての研修の強化 物流
  • e-ラーニング導入による社員教育の強化(社員約700名が受講)

CSR CSR推進室    コンプライアンス コンプライアンス推進室    総務 総務部    物流 物流部

社会

  2020年度目標 2020年度実績 評価
お客様とのかかわり 従業員のスキルアップのための仕組みづくり 品質
  • 品質保証本部内に、教育専門のチームを立ち上げ、経営統合に伴うミネベアミツミグループ統一の品質教科書を作成し、モノづくりに対する品質レベルのボトムアップを図った。
ミツミ製品への統一バーコードラベルの導入・展開 物流
  • 統一バーコードを車載アンテナで2020年2月運用開始、型式を増やして横展開中。他の製品への展開は説明会が感染症拡大の影響で開催できないため、遅れている。
積載効率と品質の向上のための海上コンテナの梱包改善 物流
  • 2020年11月からタイのベアリングで2段積みを開始。
技術開発の検討プロセスにおける社会課題視点の取り込み 技術開発
  • 社会課題解決のための複数(10以上)のプロジェクトの開発に着手した。
従業員とのかかわり 次世代幹部・リーダーの育成の強化 人材開発
  • チームビルディングの強化・経営理念の浸透を図るための研修をeラーニングを通じて行った。
海外ローカルリーダーの育成 人材開発
  • 感染症拡大の影響を受け、次世代幹部・リーダーの集合研修・コロンビア大学への人材派遣、海外次世代幹部の日本研修を見送った。
女性活躍の継続的推進 人材開発
  • 2020年9月に女性活躍推進プロジェクトを発足し女性活躍推進の意識・風土を醸成。
  • 理系の女子学生を積極採用。
  • 仕事と家庭の両立のための環境つくり。
障がい者雇用の法定雇用率達成と雇用維持:雇用率2.2%以上 人材開発
  • 障がい者雇用雇用の活動はしているものの未達(1.8%)
労働災害の削減: 労働災害件数0件 人事
  • 労働災害件数85件
×
健康診断の受診推進:受診率100% 人事
  • 健康診断の受診率100%
多様な働き方を実現するための制度の検討・導入 人事
  • テレワーク、時差出勤の導入。
長時間労働の削減:一人当たりの平均時間外労働時間5%削減 人事
  • 一人当たりの平均時間外労働時間68%削減
お取引先様とのかかわり ミツミ電機のマレーシア・タイ・フィリピンにおけるお取引先様に対して、「CSR調達推進自己チェックシート」によるCSR推進状況の確認 資材
  • ミツミ電機のマレーシア・タイ・フィリピンにおけるお取引先様に対して、「CSR調達推進自己チェックシート」でCSR推進状況を確認した。対象96社(購入金額の70%以上をカバー)から100%回収。(平均点は494点/500点、80%以上が合格)
地域社会・国際社会とのかかわり 国内外の拠点における地域との対話促進を継続 CSR
  • 感染症拡大の影響で地域との対話を見合わせた。
株主の皆様とのかかわり メディアを通して、ステークホルダーが当社事業の理解を深めることができるように広報活動を実施 IR
  • 学生向けに当社の知名度を広げるために看板広告、バスのラッピング広告、ショールーム外壁のグラフィック広告を実施。
  • マスクの新聞広告を通じてマスクだけでなく当社の社会貢献活動を伝えた。
事業計画の進捗および施策に関する積極的な情報開示の継続的推進 IR
  • 新型コロナウイルス感染拡大の特殊な状況下でオンラインを活用し、マネジメントによる対応を拡充した。
国内外の投資家との積極的なコミュニケーションの継続的推進 IR
  • 社外取締役による機関投資家とのコミュニケーションを実施、また個人投資家向け説明会を開催した。

品質 品質保証本部    物流 物流部    技術開発 技術開発部門    人材開発 人材開発部
人事 人事部    資材 資材部    CSR CSR推進室    IR 広報・IR室

環境

  2020年度目標 2020年度実績 評価
環境 グリーンプロダクツの売上高比率を81%とする 環境
  • グリーンプロダクツ売上高比率87.4%
CO2排出量を生産高原単位で2020年度までに2015年度比で15%削減する 環境
  • CO2排出量 生産高原単位で2015年度比7.7%増加
×
廃棄物等排出量を生産高原単位で2020年度までに2015年度比で15%削減する 環境
  • 廃棄物等排出量 生産高原単位で2015年度比2.9%削減
×
廃棄物の再資源化率を2020年度までに97.5%とする 環境
  • 廃棄物の再資源化率97.5%
用水使用量を生産高原単位で2020年度までに2015年度比で15%削減する 環境
  • 用水使用量 2015年度比5.4%削減
×
生物多様性保全の推進 環境
  • 国内外の各拠点で植樹などの生物多様性保全活動を実施
環境に関する情報開示の向上(CDP、TCFD) 環境
  • CDP 気候変動2020 「A-」、水セキュリティ2020 「A-」
  • TCFD リスクの緩和と機会の取り込みについて情報開示
プラスチック廃棄物の排出量の削減 環境
  • カンボジア工場の食堂で使用していたフルーツの使い捨てのビニール袋による販売を、再利用可能なプラスチックプレートでの販売に変更
  • タイ工場の食堂でプラスチック製バッグ、蓋、ストローの使用中止
モーダルシフトによる物流でのCO2 排出量削減 物流
  • 鉄道(上海→華南地区、シベリア鉄道等)の利用を検討しているが、実現には至っていない。

環境 グループ環境管理部    物流 物流部

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