人権尊重への取り組み
基本的な考え方
当社グループは、社是「五つの心得」に基づき、すべてのステークホルダーの人権尊重をグローバル企業としての重要な責務と考えています。この考えのもと、当社グループは、国連グローバル・コンパクトや国連「ビジネスと人権に関する指導原則」などの人権に関する国際的規範を支持・尊重し、バリューチェーン全体において社会的責任を果たす持続可能な経営を徹底します。
人権方針と推進体制
当社グループの姿勢を社内外に明確にコミットするため、2021年に「ミネベアミツミグループ人権ポリシー」を定めました。
従来各部門がそれぞれ対応してきた人権尊重への取り組みを強化すべく、2025年にサステナビリティ推進部門の傘下に「人権尊重推進室」を新設しました。全社横断で人権デュー・デリジェンス等を推進し、必要に応じて取締役会に報告・付議することで、経営レベルでの監督を徹底しています。

人権デュー・デリジェンスの取り組み
人権リスクの特定・評価
当社グループの事業活動により、潜在的に負の影響が発生する可能性のある人権リスクを特定・評価しました。

バリューチェーン別の人権リスク

従業員の人権に関する取り組み
ミネベアミツミグループ中央安全衛生委員会のもと「重大災害ゼロ」を掲げ、全社横断的な労働安全衛生活動に取り組んでいます。海外拠点では、アジア地域の主要工場におけるISO45001等の認証取得や、当社最大の製造拠点であるタイにおける独自規程に基づく強制労働・児童労働の禁止を徹底しています。また、女性活躍や障がい者雇用の促進に加え、タイでの礼拝堂設置やハラルフード提供など多様な文化的背景に配慮した環境整備を通じてDEIの浸透を図り、誰もが安心して働ける環境づくりを進めています。
バリューチェーンにおける人権に関する取り組み
当社グループでは、「ミネベアミツミグループCSR調達ガイドライン」に従い、世界各地のパートナーとグローバルに積極的なコミュニケーションをとるとともに、自己チェックシートの実施(基準に基づいて対象パートナーを年度ごとに選定)や新規取引開始時に人権に関する誓約書を提出いただくことにより、バリューチェーンにおけるリスクアセスメントを実施し、人権の尊重を含む同ガイドラインの遵守状況を継続的にモニタリングしています。
地域社会における人権に関する取り組み
工場周辺の地域住民との交流やコミュニケーションの機会を定期的に設け、信頼関係を深めています。
救済措置
万が一、人権への負の影響が生じた場合の適切な救済に向け、従業員および退職者を対象とした内部通報制度・相談窓口を整備しています。社内イントラ等を通じて周知を徹底し、是正・救済に努めています。
教育・研修の実施
当社グループの従業員が、人権の尊重をより深く理解するために、「ビジネスと人権」の理解促進を目的としたE-Learningの実施や、ハラスメント研修など充実した各種研修プログラムを実施しています。また、フィリピンのセブミツミ工場では全従業員へRBA行動規範に基づく研修を実施しています。














