2015年
更新日： 2015年6月19日
米子工場でステークホルダー・ダイアログを開催
未来を担う子どもたちに学びの機会を提供
松本(修)氏 スポーツ振興には中学校でも力を注いでおり、近年本校ではサッカー、バドミントン、野球、駅伝などで県大会、全国大会に進む実力が付いてきています。特に駅伝では、貴社には優れた選手がいらっしゃるとのこと、スポーツ面でも交流・指導をいただければ、本校でもより高いレベルを目指していく大きな励みとなります。また毎年、2年生の生徒たちが職業体験学習として多くの事業所を訪れており、貴社にもぜひご協力をお願いしたいところです。生徒たちが自分の将来について真剣に向き合っていけるよう、企業で働く方々のお話を職業講話などの形で伺えると非常に嬉しいです。
加藤 当社に協力できることは前向きに検討させていただきますので、ぜひお声がけください。定期的に採用を続けている地元の高等専門学校に対しては、すでに卒業生を派遣して現在の仕事について在校生に語るといったことも行っています。
神庭氏 小学校でも将来を見据えたキャリア教育には力を入れていますが、世界にはばたく企業が自分たちの身近にあると子どもたちが実感できれば、前向きな職業観や働くことへの意欲を養うことにつながります。グローバルな視野を身に付けるためにも、国際舞台で活躍する方々のお話などを伺えたらと思うのですが、いかがでしょうか。
塚田氏 学校教育に限らず、公民館でも広く地域住民の方々に向けて社会教育として講座を持っています。そちらでも、そういったお話をいただければ嬉しいです。
加藤 ご要望に応えることは十分可能だと思います。海外勤務の経験がある従業員が多いほか、中国やタイといった海外からの研修生も定期的に迎えていますので、異文化理解のための教育などご相談をいただければ協力させていただきます。
神庭氏 さらに、6年生の理科の授業ではモーターづくりの機会があり、貴社の専門的な知見を活かしたお話を伺えれば幸いです。また、毎年校区探検を開催しているのですが、工場見学という形でご協力をお願いすることはできるでしょうか。ものづくりの現場を自分の足で歩いてみるのは、子どもたちにとって非常に新鮮な体験となります。
加藤 いずれも意義の大きいことであり、ご協力できるよう検討させていただきます。工場見学については事業上の機密を守る点から一定の規制をさせていただいているものの、教育的見地からの見学は場所を選べば全く問題なく、ご要望をいただけば社内で調整させていただきます。
松本(啓)氏 貴社のような世界に誇れる企業が自分たちの街にあると知ることは、子どもたちの地域を誇りに思う気持ちを醸成することでしょう。
実施日：2015年1月23日
