アクセスソリューションズ(AS)
アクセスソリューションズ(AS)

経営統合によるシナジー最大化をはかり、Tier1ビジネスとして競争力向上へ
経営統合によるシナジー最大化をはかり、Tier1ビジネスとして競争力向上へ
主要製品
自動車部品(ドアラッチ、ドアハンドル、ドアミラー等)、無線通信デバイス、産業機械部品
主な用途
長期戦略
ASは、経営統合のシナジーの創出をはかり、Tier1ビジネスとしてのプレゼンスを最大限に活用し、ミネベアミツミグループのさまざまな製品を自動車メーカーに直接提案することによって、車載事業の拡大をはかってまいります。加えて、CSD(Compact spindle drive)やフラッシュハンドルなどの高付加価値製品へシフトし、他セグメントとのシナジー創出に注力することで、収益性の向上をはかります。品質改善や生産性の向上、経営管理体制の強化などのほか、グループ全体のグローバル人材や製造ノウハウを注入することで早期の収益改善を進めるとともに、技術の「相合」により競争力のある製品を確立してまいります。
コア・コンピタンス
メカニカル機構から電子技術、さらにはソフトウエアまで、クルマに関するあらゆる分野のシステムを開発設計から生産まで一貫して手掛けるノウハウを持っています。ミネベア アクセスソリューションズ(旧ホンダロック)との統合により、製品(アクセス製品事業のシナジー強化)、販売(顧客基盤が異なることによるTier1ビジネスの拡大)、拠点展開(進出地域の相互補完によるグローバル対応)を強化しています。
2025年3月期概況
2025年3月期の売上高は3,281億円となり、前期と比べて1.9%の増加となりました。中国市場を中心とした自動車市場の減速があったものの、車載デバイスのシェア拡大などが寄与したことによります。営業利益は159億円、営業利益率は4.9%となりました。前期比では、営業利益は49.9%増、営業利益率で1.6ポイントの増加となりました。なお、一過性費用が約12億円含まれています。一部拠点のリストラ費用およびMAS統合前の品質問題に関連する費用等を含んでおります。


ヨーロッパのMTCE(MinebeaMitsumi TechnologyCenter Europe)で30年以上勤務した後、2024年1月に米州AS事業部の責任者に就任しました。北米および南米市場向けに、ドアミラー、ドアハンドル、ロックセット、スイッチなどの自動車部品を製造しています。現在は主要顧客1社に依存していますが、各拠点(日本・米国・欧州・ブラジル)で開発される製品と新規顧客の獲得により、今後5年間で売上高を50%以上増加させることを目標としています。サプライチェーンのリスクが過去に比べて高まっていること、そして米国の関税が実際に課されていることから、米国における現地生産化への需要は高まっています。ミネベアミツミとミネベア アクセスソリューションズは、世界中に多くの営業拠点、開発センター、生産拠点を有し、グローバルな強みを持っています。強固なベンチマークとヨコテン文化、機敏なオペレーション、そして高度なスキルを持つ従業員を擁し、差別化を通じて価値を創造し、アジアとメキシコに強固なサプライチェーンを構築して北米・南米の現地市場にサービスを提供しています。
国の政策によって事業環境に変化をもたらすことは今後も続くと考え、いかに臨機応変にリスクヘッジしながら、ビジネス拡大していくかが課題だと認識しております。
今年になって、さまざまなOEMからの新規引合いの話が増え、ビジネスを拡大するチャンスが今まさに訪れており、機電一体の相合製品と成りえるアンテナビジネスを含め、お客様とWin・Winの関係を築いてまいります。
私が米国に着任した当時、工場は品質、納期、生産性などさまざまな問題があり、情熱も欠けていました。最初のミッションは、明確な指示を与えると同時に課題を与えることで、現地の経営を強化することでした。詳細なパフォーマンスモニター、毎日の現場巡視、そしてインセンティブ・プログラムと表彰プログラムは、生産スタッフのエンゲージメントと情熱を高める鍵となりました。その結果、組立・塗装エリアの生産性は継続的に向上しました。例えば、塗装チームは初回通過率が15%以上向上し、この大幅な改善を称え、チームメンバーには記念シャツが贈られました。昨年、業績と営業利益は大幅に向上しましたが、情熱を持って挑戦的な目標を達成し、刺激的な道のりの始まりを迎えています。












