アクセスソリューションズ(AS)

アクセスソリューションズ(AS)

経営統合によるシナジー最大化をはかり、Tier1ビジネスとして競争力向上へ

経営統合によるシナジー最大化をはかり、Tier1ビジネスとして競争力向上へ

主要製品

自動車部品(ドアラッチ、ドアハンドル、ドアミラー等)、無線通信デバイス、産業機械部品

主な用途

画像:主な用途

長期戦略

ASは、経営統合のシナジーの創出をはかり、Tier1ビジネスとしてのプレゼンスを最大限に活用し、ミネベアミツミグループのさまざまな製品を自動車メーカーに直接提案することによって、車載事業の拡大をはかってまいります。加えて、BMWウィングレットやフラッシュハンドルなどの高付加価値製品へシフトし、他セグメントとのシナジー創出に注力することで、収益性の向上をはかります。品質改善や生産性の向上、経営管理体制の強化などのほか、グループ全体のグローバル人材や製造ノウハウを注入することで早期の収益改善を進めるとともに、技術の「相合」により競争力のある製品を確立してまいります。

コア・コンピタンス

メカニカル機構から電子技術、さらにはソフトウエアまで、クルマに関するあらゆる分野のシステムを開発設計から生産まで一貫して手掛けるノウハウを持っています。ミネベア アクセスソリューションズ(旧ホンダロック)との統合により、製品(アクセス製品事業のシナジー強化)、販売(顧客基盤が異なることによるTier1ビジネスの拡大)、拠点展開(進出地域の相互補完によるグローバル対応)を強化しています。

2026年3月期概況

2026年3月期の売上高は3,322億円となり、前期比で1.3%の増加となりました。米国相互関税の影響や、半導体供給停止に伴う北米向け製品の減速があったものの、代替品の確保と4Qの挽回増産が寄与したことによります。営業利益は171億円(前期比7.3%増)、営業利益率は5.1%(同0.2ポイント増)となり、経営統合後の過去最高益(特殊要因除く)を更新しました。価格是正や世界32工場の生産データ連携など、徹底した生産効率化が収益改善に貢献しました。

グラフ:売上高、営業利益/営業利益率
INTERVIEW:現場の無駄取りと「人の相合」で、インドネシアから収益性を徹底追求 - AS事業本部MAS-INDONESIAインドネシア工場ファクトリープランニング 上杉 翔

私は旧ホンダロック(現ミネベア アクセスソリューションズ)にサッカー部員として入社後、宮崎工場から赴任し駐在6年目を迎えました。現在はインドネシア工場で生産・工場管理、調達、物流を兼務し、他拠点の在庫改善アドバイザーも務めています。当工場の売上の8割を占める2輪車向け製品は、主要顧客の高い採用率と安定需要に支えられ順調な生産が続いています。長年培った「圧倒的な品質の良さ」が私たちの強みであり、物流・在庫・人材・生産性を軸にシナジーを推進する「Fox(Find Opportunity eXchange)プロジェクト」等の横展開活動を通してさらなるレベルアップをはかっています。現場で一番大切にしているのは、本部の方針を分かりやすく噛み砕いて伝え、何でもフランクに話せる「ワイガヤ」の雰囲気をつくることです。話しやすい環境を整えれば、現地社員から自発的に素晴らしいアイデアが出てきます。具体的な成果として、梱包の見直しや巡回集荷(ミルクラン)による物流経費率の大幅な削減や、発注基準の明確化によるDIO(在庫回転日数)の劇的な短縮を実現させました。スクラップ率を数値化し、週次会議で日本人と現地管理者が一体となって改善を追いかける体制も定着しています。こうした取り組みをさらに進化させるため、中国(武漢・中山)の工場から効率的な工場管理のアイデアを導入したほか、インドネシアの現地メンバーをタイ工場へ派遣して直接議論させるなど、国を超えた「人の相合」も積極的に進めています。市場の変化に合わせた4輪ラインの最適化で創出した工場の空きスペースを活用し、新規ビジネス獲得にも成功しました。これからも現場起点で無駄を削ぎ落とし、挑戦を続けていきます。

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