プレシジョンテクノロジーズ(PT)
プレシジョンテクノロジーズ(PT)

超高品質品向けを中心とした
構造的需要増と圧倒的競争力で、力強い成長
超高品質品向けを中心とした
構造的需要増と圧倒的競争力で、力強い成長
主要製品
ボールベアリング、ロッドエンドベアリング、スフェリカルベアリング、ファスナー、プレシジョンメカニカルコンポーネント(PMC)、ボールねじ・ボールウェイ
主な用途
長期戦略
PTは、当社創業以来のコア製品として安定的かつ永続的な成長を遂げており、高付加価値製品の販売拡大と革命的な生産性向上を通じて、営業利益率25%以上を目指しています。今後はM&Aを継続するとともに、拡大する市場需要への対応に向け、生産能力の強化とグローバルな生産・供給体制の充実を進めます。また、カンボジア・プルサット工場をPT事業の新たな拠点と位置づけ、収益基盤の成長ドライバーとして、さらなる強化をはかってまいります。
コア・コンピタンス
当社のDNAともいえる超精密加工、垂直統合、グローバル展開、大量生産といった根源的な強さにより、圧倒的な市場シェアと高水準のQCDESS※が確立されています。
当社はいち早く海外展開をはかり、部品や設備の内製/保全能力も強化することで超高品質と低コストの両立を果たしました。設備投資の額では測定できない、長年にわたるノウハウの蓄積が参入障壁を形成しています。
※Quality(品質)、Cost(価格)、Delivery(納期)、Eco(環境)/ Efficiency(効率)、Service(サービス)、Speed(スピード)の略
2026年3月期概況
主力製品であるボールベアリングは、データセンター向けサーバー需要の伸長を背景に、販売が好調に推移しました。また、航空宇宙向けでは航空機需要の拡大を背景に売上・利益が増加しました。PMCにおいてもHDD向け製品の需要が堅調に推移しました。その結果、2026年3月期の売上高は2,812億円と前期比10.0%増、営業利益は622億円と前期比11.8%増となりました。生産・販売数量、売上高および営業利益はいずれも過去最高を更新し、収益基盤を一層強化しました。


私は、CEROBEAR買収直後の2014年にミネベアミツミグループの一員となり、2025年10月より現職の事業部長を務めております。現在は米国やドイツなど、グローバルに広がる5つの生産拠点を管轄しています。私たちが掲げるミッションは、価格競争に参入するのではなく、「技術力で勝負する」ことです。セラミックスや熱処理、新たな精密加工技術へ継続的に投資し、航空機やヘリコプターのエンジンのメインシャフト用ベアリングなどの高付加価値分野で、中核を担う存在となることを目指しています。このビジョンを実現する上で欠かせないのが、ワンチームの精神です。私たちは、ビジョン、目標、モチベーションを工場の機械オペレーターに至るまで全員と共有しています。例えば、CEROBEARの新工場起工式では、全従業員が自らシャベルを手に取って起工の鍬入れに参加しました。また、機械移設時にはオペレーターの意見を集めるためのサーベイを実施しています。このように、目標や課題に共に挑むカルチャーが現場の情熱を支えています。営業面においては、メインシャフト用ベアリングや宇宙産業といった「成長の5分野+1」における高付加価値領域に注力しています。そして、生産面における収益性向上の最大の柱は2025年に現地の各部門と共に立ちあげた「Project 100」です。収益性の向上を目標に掲げ、コスト削減、スクラップの徹底削減、主要20製品の生産効率の最適化、DX導入、AI活用の5つのレイヤーで構造改革を進めています。加えてグループ共通資材の一括交渉や日本本社を通じた治工具調達など、調達シナジーも最大限にいかしています。さらに、myonicや欧州技術センター(MTCE)など、グループ内他拠点との新製品共同開発や、宇宙市場向けワーキンググループを通じた他事業部製品の横展開など、国や組織を超えた「人の相合」も深化させています。確かな技術革新と現場の絆を力に、持続可能な高収益モデルの確立に向けて前進を続けてまいります。












