説明要旨

更新日: 2023年3月9日

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2023年3月期 第3四半期決算説明電話会議(2023年2月3日)

当初予想よりも時間がかかりましたが、ようやく独禁法のクリアランスを取得でき、1月27日にミネベア アクセスソリューションズ(以下MAS、旧ホンダロック)が当社に仲間入りしました。
このスライドでは、ユーシンとMASのシナジー、どのように成長し、成長させていくかをまとめています。

まず製品シナジーとして、ユーシンにありMASにない製品として、ドアラッチ、スピンドルドライブユニット、ヒーターコントロール、オーバーヘッドコントロールがあります。一方で、MASにありユーシンにない製品は、ドアミラー、ホイールセンサー、キックセンサーとなります。
キックセンサーでは既に新たに購入いただけることになったお客様もありますが、こうしたクロスセルをいかに促進していくかが一つの大きなポイントになります。

生産能力のシナジーについて、スライドでお示ししている4つの地域においては、双方に拠点があることから、お互いに補完することができるようになります。
例えば中国(中山)では、MASではスペースがなく設備の老朽化も進み、増産対応に向けて新工場が必要でしたが、ユーシンの工場内のスペースを活用することができます。メキシコ・ブラジルに関しては、反対にMASのスペースをユーシンが活用できる見込みです。
クロスセルを進める中で、既存のお客様に生産能力についてご心配いただくこともありますが、躊躇なくスペースのある拠点を活用することができますのでまったく問題ありません。
アクセス製品メーカーとして、お客様のご要望に対し、ヨーロッパ、アメリカ、ベトナム、インドネシアに至るまで、世界のどの地域でも同品質の製品を供給できる類をみない体制となります。

半導体の供給は来期後半には復活すると見込んでいますので、それまでに、これらのシナジーを確立できるように最大限の努力をしてまいります。
これまで我々が参入していなかった二輪マーケットについても、世界シェアNo.1のホンダ様に加え、世界各国の二輪メーカーにミネベアミツミブランドで入っていけることは、非常に大きな収益をもたらすと思っています。
自動車の生産台数回復、ユーシンの構造改革の成果、ユーシンとMASのシナジー加速により、営業利益200億円は十分達成できると考えています。

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