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2016年3月期 決算説明会(2016年5月10日)
ボールベアリングですが、月平均の外販数量は、なんと14四半期連続で前年同期比を上回るという好調さが続いています。過去3年平均でも年率8%成長という極めてすばらしい状況です。何が一番大きく伸びているかというと、やはり自動車向けです。自動車向けのボールベアリングは、3年前は月平均で約3,400万個の販売数量でしたが、今年の3月には5,000万個になり、約150%の伸びとなりました。私の持論ですが、高級な消費者向け製品が伸びると、高級な部品も伸びるようになります。ですから我々の部品が伸びていくのです。例えば、掃除機等のモーター用のボールベアリングですが、通常一分間に1万~1万5千回転するモーターが、トップメーカーでは約10万回転するようなものも出てきました。そういう吸塵率・仕事率の優れた掃除機のモーター向け高品質ボールベアリングの引き合いが多くなってきています。今期もこの調子で外販は伸びていくだろうと思います。それに加え、子会社マイオニックなどとの協同で、レントゲン機器向けといった特殊なベアリングを日本市場でも売っていくことで、ボールベアリング事業は今後も着実に伸びるだろうと予測しています。
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