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2014年3月期 決算説明会(2014年5月9日)
今後の3年間の計画の中で一番大きなインパクトがあるのはLEDバックライトです。
スライドでは2015年3月期の計画は売上高800億円で入っていますが、足元の受注を見ていると1,000億円も超えていきそうな勢いです。
現在、中国の携帯は驚異的に伸びており、今年は厚さ3mmの5インチ画面の携帯が中国市場の主流になると考えられています。この携帯向けのLEDバックライトは薄型化が進み、今では当社と同じように作ることの出来る競合がほとんどいなくなりました。今の事業環境は非常に強い追い風です。中国市場ではLTEが高級、3Gが一般使用という中で、当社の超薄型LEDバックライトを使うような薄型製品は昨年は2億台、今年は約3億台になると思っています。つまり、中国の携帯需要の4分の1から3分の1はこの薄型になっていきますが、我々が中国メーカーから内示で頂いている生産数量は昨年の2倍になっています。従って、今はこういった需要にきちんと応えることが当社のチャレンジとなっており、次回7月の第1四半期決算時にはこの山を乗り越えられたかどうかをご報告出来ると思いますが、本日は800億円での売上計画としています。
スライドにも書いてある通り、有機ELの脅威は後退しており、またこれだけの生産能力を持って供給出来るメーカーも今の所は他に見当たりません。来年の新モデルはすでに開発が始まっていますので、少なくとも今年と来年は我々は爆発的な需要増加に対応していかなくてはならないと思っています。
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