モーター・ライティング&センシング(MLS)
モーター・ライティング&センシング(MLS)

ポートフォリオの拡充により
新たな事業領域を開拓し、
長期安定的な成長へ
ポートフォリオの拡充により
新たな事業領域を開拓し、
長期安定的な成長へ
主要製品
HDDスピンドルモーター、ステッピングモーター、ファンモーター、DCモーター、LEDバックライト、レゾナントデバイス、センシングデバイス
主な用途
長期戦略
MLSでは、コア製品であるモーターにおいて、グローバルニッチトップのポジションを確立し、さらなる収益力向上により、営業利益率10%以上を目指します。センサーは、ポートフォリオの拡充や他の8本槍製品との相合による新たな事業領域の開拓をおこないます。LEDバックライトは、スマートフォンから車載向けへと用途を転換し、ハイエンドターゲットをターゲットに、サブコア製品から脱却し長期・安定的に収益力を高めていきます。またサーバー用バッテリー保護モジュールなどニッチ分野のハイマージンビジネスも成長させ、セグメント全体の収益力向上を目指していきます。
コア・コンピタンス
モーター(レゾルバ、レゾナントデバイス含む)、LEDバックライト、スマート機器、センシングデバイスなどを展開。超精密加工、垂直統合、グローバル展開、大量生産といった当社のDNAを、磁気、光学、センサーなどエレクトロニクス分野のコア技術と融合し、厳しい品質特性が要求される自動車向けや、データセンター向け、短期間での品質・数量を両立した垂直立ち上げが要求されるモバイル向けなど、幅広い分野でグローバルニッチトップのポジションを獲得しています。
2026年3月期の概要
2026年3月期の売上高は4,565億円、前期比で12.0%増となりました。製品別では、モーターは3,403億円と前期比で5.6%増となりました。これはHDD向けモーター、車載向け・非車載向けモーターが堅調に推移したことによります。エレクトロデバイスは前期比65.2%増の680億円、センシングデバイスは前期比4.5%増の385億円となりました。営業利益は269億円、営業利益率は5.9%でした。前期比では営業利益で17.2%増、営業利益率で0.3ポイント上昇となりました。なお、4Qに一過性費用が約16億円含まれております。


私は電源回路設計やドイツ赴任などを経て、ファンモーター事業に10年以上従事してきました。2017年にカンボジア工場へ赴任し、2019年から製造全体を統括するマネージャーを務めています。事業面では、AIサーバー需要の急拡大を受け、旺盛なオーダーをいただいています。これに迅速に応えるべく、AIサーバー向けモデルの量産を開始し、データセンター向け液冷システム用大型ファンモーターの立ち上げも進めています。当社の強みは、ベアリングや制御ICまで揃えられる高い内製化率です。とりわけ当カンボジア工場は各部門が集約されており、他拠点に比べ「相合」が格段にしやすい環境です。この強みをいかし、当社だからこそ実現できる超精密なすり合わせや柔軟な仕様変更を可能にし、「相合」製品で市場の需要に応えています。事業成長を支える現場管理では、トップの指示を正確に浸透させ、社員の自発性を引き出す風土づくりを意識しています。AIによる漫画等で経営方針を分かりやすく解説し、漫画内の二次元コードから生活面の相談や改善提案を直接投稿できる窓口を設けたことで、若いスタッフから積極的な声があがるようになりました。稼働率などの目標も現場と共有して全員で改善に挑んでいます。製品用途と需要増加に伴い、生産能力の増強と高い生産性によるコスト削減により高い収益性を確保するため、より広い第3棟へ生産を移転し、2026年9月末から本格稼働します。内製部門との動線短縮により、生産能力の拡大と大幅なコスト削減を実現します。並行して紙管理の廃止やAIによる異常検知など独自のDXも進めており、現場の熱意を力に、東南アジアの主力拠点を追い抜くスマートファクトリー体制を確立していきます。












