質疑応答要旨

更新日: 2017年11月10日

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2018年3月期 第2四半期決算説明会(2017年11月8日)

注:内容につきましては、理解し易いように部分的に加筆・修正してあります。

ご質問

ご質問と回答

スマホ市場の動向はこれから明らかになってきます。2年前、当社は計画数値に達することができず、株式市場からお叱りをいただきました。11月初頭の時点で、入手可能な情報の範囲できっちりとした計画数値を公表することは非常に難しいことであることを、ご理解ください。私どもは、お客様の各商品がどのくらい売れているか、マーケットからどのような反応があるのか、知る立場にありません。社内で議論をした結果、現時点では保守的に見積もり、明らかになった時点で予想値を修正させていただくことといたしました。
確かに、最も変動が大きいのはスマホ部品ですが、全般的には弱いセグメントはないと思います。まず、機械加工品はまったく心配していません。ゲーム機器は非常に強い需要期を迎えるため、あまり心配する必要はないと思います。
前回予想との比較では、どの製品領域もすべて貢献しています。順番でいうと、ゲーム機器、カメラ用アクチュエータ、その他です。ただし、繰り返しになりますが、ゲーム機器やカメラ用アクチュエータ以外の部分の貢献が非常に大きくなっています。
基本的には変わっていません。先のご説明のとおり、現在のシェアのままでも、来期のミネベアミツミ全体の営業利益は外部的要因を含め今期よりプラス90億円は達成可能と考えます。したがいまして、なにも価格を下げて積極的にシェアを取っていく必要はないのが一つです。もう一つが、私どもの最も強みとするところは、様々な製品領域による多様化です。私どもは一本足打法でも二本足打法でもなく、多本足打法でやっています。これがリスクを最小化し、ひいては企業価値を上げていくことになります。さらに、最近は多方面のお客様から実に様々な開発案件をお寄せいただいています。これは、私どもが様々な取り組みで実績を出してきていることからと思っています。この強みをさらに強化していくべきだと思っています。
この一年間の取り組みを経て、改善前のミツミの工場のビデオを撮っていなかったことが残念でなりません。もしこれを見ていただけたなら、現在の姿を見て、何の疑いもなく「こんなに変わったのか」と感じていただけるはずです。それができないため、「生産性が上がった」、「全社員の士気が上がった」としかご説明できず、実に残念です。現場の生産性が3倍になったのはざらにあります。工場の照明の照度からして全て違います。これは説明のしようがありません。確かに、旧ミネベアから手を差し伸べた一面はありますが、ミツミには実に優秀な人材があふれていたのも間違いありません。昨年度の減損により今期の減価償却費が約30億円減少し、また旧ミツミの研究開発のうち本社調整に移管した部分が約10億円あるため、経営統合により旧ミツミには約40億円の費用低減効果がありましたが、それ以外は完全にミツミの実力です。
センサー、コネクタ/スイッチ、電源、無線関係、アナログ半導体という七本槍構成製品をもっともっと伸ばさなければならないと思っています。電源については、既に工場がフル稼働になりましたが、このようなものをもっと増やしていきます。このような取り組みを旧ミネベアの生産技術と一緒にやっていることが、素晴らしいと思っています。ミツミには多くの技術者がいますが、工場長が営業やソフトウェアエンジニアの出身、という配置がありました。現在はずいぶん変わり、製造は製造の専門家がおこなっています。旧ミネベアからも、もちろん行っています。このような取り組みを通して、かなり変わったと思います。将来の課題は何かと言うと、コアビジネスをいかに伸ばしていくか、どこで違いを出してマーケットを取っていくかだと思います。ミツミには高い技術力があるので違いが出せます。これから出てくる触覚デバイスも、ミツミならではのデザインです。これをうまく立ち上げていくために、旧ミネベアの製造がサポートすべきこともあり、今後の課題の一つと認識しています。
一番わかりやすいのが、ミネージュと呼ぶ新しいひずみゲージです。これは、ゲージ部分とアナログ半導体部分でできています。ゲージ部分は旧ミネベア、アナログ半導体部分はミツミの設計で、まさに共同による新製品です。先日、約30億円の投資を決定しましたが、投資先は過去に半導体を手掛けていたミツミ厚木工場のクリーンルームです。旧ミネベアのひずみゲージが、ミツミの半導体工場で半導体と一緒に製品化されるという、わかりやすい事例だと思います。また、医療用ベッドセンサーも、ミツミの技術でデータロガーボックスが半分以下のサイズになりました。SALIOTについても、この度開設したショールームに追尾型SALIOTを設置していますが、この追尾機能はすべてミツミ技術を活用したものです。例を挙げれば枚挙にいとまがありませんが、様々な分野でそのようなことが起こっています。
ゲーム機器については、19年3月期がピークになると保守的に想定しています。お客様との守秘義務もあり、これ以上は申し上げられないため、今後の市場見通しについては皆様方のほうでご調査いただきたいと思います。
LEDバックライトは依然として不透明ですが、横ばいのようなイメージを想定しています。カメラ用アクチュエータは増加と想定しています。
両方の意味があります。
最近のボールベアリングの数量の増え方は、普通ではありません。わずか数か月で2,000万個レベルで増加しています。これに対応するためには、かなり前もって準備しなければ出遅れてしまう恐れがあるように感じています。モーター向けの内販も増えています。そのため、まずは建物を建ててスペースを確保する必要があります。ベアリングの前工程は耐荷重の問題があり、ちょっと空いている工場を使うというわけにはいきません。もしベアリングでその建屋を使用しないなら、他部門で使用することも可能です。
当社にこれだけ多くのご注文が寄せられてきているというのは、品質に厳しい製品をお使いになっているお客様からの要求が増えているのだと思います。一つの代表例は自動車です。そういう意味では、シェア争いではなく、最高品質のものを私どもの供給力でお客様に奉仕してきているわけでありまして、供給力をきちんとつけておくと、安心して当社からご購入いただけることにつながるものと思っています。
インフラ面は全く問題ありません。今でもトラックがタイとカンボジア間を月に400台くらい往復していますが、24時間かかるわけでもありません。距離も東京~大阪間と同等の500kmです。道路については確かに一部で気になる個所はありますが、通関で必要以上に待機時間があるわけでもありません。ベアリングの部材は輸送効率の良い部分もあるため、大きな問題はないと認識しています。
上半期の実績ですが、売上については計画に対して若干の未達となりました。前年度との違いは、LEDバックライトの立ち上げがスムーズだったことです。そのため、利益的には今期の上半期は改善しています。下半期については、前年度とは少々異なり、ピーク時期がずれてきているということを保守的に想定し、下半期の売上見込みを引き下げています。
昨年の4~6月は稼働率が非常に低い状態で推移しました。一方、今年はあまり歩留まりを落とさずスムーズに立ち上がりました。
そのようなご理解で結構です。
来期から、ゲーム機器用の支給部品についても売上として計上する予定です。従来、私どもはOEMビジネスの支給部品を売上計上していましたが、ミツミでは入れていませんでした。これを同じ扱いにするということです。同じ製品をアッセンブリーしている他社でも同じ扱いをしていると聞いています。
個別の製品の詳細については申し上げられません。
モーターの成長ドライバーは車載のため、先のことは大体決まっています。また、20年3月期にはひずみゲージの新製品が含まれています。これは、例えばブレーキに取り付けると非常に感度が良くなり、ブレーキ性能が向上すると期待されます。このような諸々の要因を含めてイメージしていただきたいと思います。
今回の投資額は、30億円程度です。ただし、現有の工場の前工程の部分に、まだ機械を入れるスペースがあるため、まずはそこを全部詰めたうえで、当該建物をベアリングで使用するか否かを検討していきます。その結果、月産2,000万個程度の増産に対応できるスペースを持つ建屋となるイメージを持っています。このくらいは今の内から準備しなければなりません。2011年のタイの大洪水の時に新工場を建てましたが、6年を経てその工場はいっぱいになる見込みです。当面は、この位の生産能力増強で十分カバーしていけるだろうと思います。本当はインドなどタイとは別のところにきちんとした工場を建てたいのですが、まだ踏ん切りがついていません。
立ち上げ状況、歩留まりは完璧です。申し訳ありませんが、それ以外に申し上げられることはありません。
シェアの変動はほとんどないと推測しています。繰り返しになりますが、シェアを上げるような取り組みはおこなっていません。
はい、それに加えて数量も増えました。
これは非常に小さく、感度が良いため、様々な使い方ができます。プレゼンに記載の通り、自動車、モバイル/ウェアラブル、ロボティクスなどが主要ターゲットです。この中で、何か大量生産される製品に使っていただけると、大きく飛躍する可能性があります。非常にポテンシャルのある製品ができたと確信しています。既にサンプル出荷を開始して、お客様に評価試験を実施していただいているところです。
20年3月期で20億円程度の利益を見込んでいます。

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