決算サマリー

更新日: 2016年2月9日

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2016年3月期第3四半期累計(2015年4月1日~2015年12月31日)の概況

2016年3月期第3四半期連結累計期間の日本経済は、当初は円安、株高、原油価格安を背景に高い成長が期待されたが、春先から夏場にかけて個人消費、設備投資、輸出が伸び悩み景気が低迷した上に、期後半には中国を中心とした新興国経済の失速と資源価格の大幅な下落により先行きの不透明感が強まりました。米国経済は、サービス業を中心に堅調に推移し、雇用環境の改善を背景に家計部門を中心とする景気拡大が続きました。欧州経済は、域外輸出に減少が認められたが、域内消費主導で緩やかな景気回復が続きました。また、アジア地域の経済は、中国の抱える過剰設備や不動産開発投資減速の実態が徐々に明らかになるにつれ、景気の先行きに対する不透明感が増大しました。アセアン諸国は、中国への依存度が高いことから同国向けの輸出が伸び悩みましたが、欧米向け輸出と底堅い内需が景気を下支えし、緩やかな回復が続きました。
当社グループは、かかる経営環境下で、収益力のさらなる向上を実現するために、高付加価値製品と新技術の開発、拡販活動及びコスト削減に注力してまいりました。
この結果、売上高は4,742億1,500万円と前年同期比1,122億5,400万円(31.0%)の増収となり過去最高を更新しました。営業利益は429億100万円と前年同期比9億4,100万円(△2.1%)の減益、経常利益は384億4,600万円と前年同期比47億8,900万円(△11.1%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は295億8,400万円と前年同期比13億9,600万円(△4.5%)の減益となりました。

2016年3月期第3四半期累計(2015年4月1日~2015年12月31日)のセグメント別業績

2016年3月期第1四半期より、内製部門を「電子機器製造本部」に含める等の会社組織の変更を行い、これに伴い、セグメント情報の変更を行っています。
2015年3月期第3四半期のセグメント情報は、会社組織変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しています。

機械加工品事業

機械加工品事業は、当社の主力製品であるボールベアリングのほかに、主として航空機に使用されるロッドエンドベアリング、ハードディスク駆動装置(HDD)用ピボットアッセンブリー等のメカニカルパーツ及び自動車用と航空機用のねじです。主力製品であるボールベアリングは、全ての主要市場における需要が高まる中、売上、利益ともに増加しました。航空機に使用されるロッドエンドベアリングの売上は、省エネ化の需要が強い民間機向けを中心に売上利益共に増加しました。ピボットアッセンブリーは、HDD市場規模縮小の影響を受け売上がわずかに減少したが、生産効率の改善が進み、営業利益は増益となりました。
この結果、2016年3月期第3四半期連結累計期間の売上高は1,240億1,300万円と前年同期比101億4,000万円(8.9%)の増収となり、営業利益は307億8,100万円と前年同期比13億6,300万円(4.6%)の増益となりました。

電子機器事業

電子機器事業は、電子デバイス(液晶用バックライト、計測機器等)、HDD用スピンドルモーター、ステッピングモーター、DCモーター、ファンモーター、精密モーター及び特殊機器が主な製品です。液晶用バックライトは、スマートフォンの高級志向が進む中、薄型技術に優位性を持つ当社製品の需要拡大と購入部品増加による販売単価の上昇がありましたが、期後半に主要顧客からの当初要求数量と実際の販売数量との間に想定以上の大きなかい離が生じたことにより、売上は前年同期比では大きく増加したものの当初見込みを下回り、利益も前年同期比では減益となりました。計測機器は、前期に買収したザルトリウスメカトロニクスT&Hグループの貢献もあり、売上が大きく増加しました。HDD用スピンドルモーターはHDD市場規模縮小の影響を受けましたが売上は増加しました。ステッピングモーターをはじめとする他のモーターでは、OA及び自動車向けを中心に売上が増加しました。
この結果、2016年3月期第3四半期連結累計期間の売上高は3,498億1,400万円と前年同期比1,018億4,900万円(41.1%)の増収となりました。営業利益は199億6,700万円と前年同期比21億9,000万円(△9.9%)の減益となりました。

その他事業

その他の事業は、自社製機械が主な製品です。2016年3月期第3四半期連結累計期間の売上高は3億8,700万円と前年同期比2億6,500万円(217.2%)の増収、営業損失は3,500万円と前年同期比1億3,600万円の悪化となりました。

上記以外に、各セグメントに帰属しない全社費用等78億1,100万円を調整額として表示しています。前年同期の調整額は78億3,400万円でした。

2016年3月期第3四半期累計(2015年4月1日~2015年12月31日)の財政状態に関する分析

資産、負債及び純資産の状況

当社グループは、「財務体質の強化」を主要な経営方針とし、効率的な資産運用、設備投資及び有利子負債の削減等に取り組んでいますが、ここ数年は事業の拡大に向けて積極的な設備投資を進めています。
2016年3月期第3四半期における総資産は5,300億5,500万円となり、前期末に比べ400億1,200万円の増加となりました。その主な要因は、受取手形及び売掛金とたな卸資産の増加によります。負債は2,846億6,500万円となり前期末に比べ283億200万円の増加となりました。その主な要因は、支払手形及び買掛金と短期借入金の増加によります。純資産は2,453億9,000万円と前期末に比べ117億1,100万円増加し、自己資本比率は44.9%と前期末に比べ1.2ポイント減少しました。

キャッシュ・フローの状況

2016年3月期第3四半期における現金及び現金同等物の残高は304億3,800万円となり、前期末に比べ56億9,800万円の減少となりました。また、前年同期末比65億9,200万円の減少となりました。
2016年3月期第3四半期連結累計期間の各活動におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
営業活動では、税金等調整前四半期純利益、売上債権、仕入債務及びたな卸資産の増加並びに減価償却費等により166億9,700万円の収入となり、前年同期に比べ157億9,600万円の減少となりました。投資活動では、有形固定資産、無形固定資産の取得及び定期預金の預入により365億1,300万円の支出となり、前年同期に比べ196億3,500万円の支出の増加となりました。また、財務活動では、短期借入金の借入及び配当金の支払等により149億6,800万円の収入となり、前年同期に比べ247億7,400万円の収入の増加となりました。

2016年2月3日に発表しました「2016年3月期第3四半期(2015年4月1日~2015年12月31日)決算短信」に掲載した情報を基に作成しています。

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