2011年

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画像:NMBミネベアタイのものづくりへのこだわり

(2011年9月掲載)

従業員のミネベアへの誇りを育くむ

地元への社会貢献活動は従業員からのアイデアによるものが多い。地域の事情やニーズをよく知っている従業員からの提案を積極的に受け入れ、ミネベアタイとして活動を行ってきた。従業員がアイデアを投稿できる「提案箱」を工場内に設置しており、助け合いの文化を持ち、宗教心にあつい国民性をミネベアタイの社会貢献活動の推進力としている。

ミネベアタイでは、未来のタイを支える青少年育成に力を入れていて、工場周辺の学校への支援を、工場の運営の中で得たノウハウを生かす形で充実させている。例えば、ごみの分別方法を、工場で実施した経験を元に子どもたちに教えている。これにより、分別ごみの売却が可能となり、その資金は学校運営に生かされる。また、子どもたちに有機野菜の栽培を教える活動では、収穫された野菜は給食に利用されている。ほかにも、工場の備品を利用した学校の図書室新設・図書寄贈、老朽化した校舎の建て替えなど、地域の事情や、学校運営上の課題に着目し、工夫して取り組んでいるのが特徴的だ。ミネベアタイが新設に協力した図書室で、本を貸し出す係りをしている小学校高学年の女子生徒は「勉強が好きです。運動はセパタクロー※を頑張っています。勉強や運動の合間にはよく図書室へ来ます」と楽しそうに答える。

そのほかの地域社会への支援としては、地域の自立を目的とした取り組みが多い。寺院への食料支援として、筍(たけのこ)を継続して収穫できるよう竹を植樹する活動や、地域住民が収入を得られるように、葬儀で使用する造花の作り方、造花の販売や会計を従業員が指導している。

ミネベアタイは創業当初から人材を育てることを重視してきた。ものづくりを担うのは従業員であり、豊かな発想を持った従業員がものづくりを進化させる。この考え方から、従業員の社会貢献活動への参加を積極的に支援している。

また、従業員の働く環境についても、整備を進めている。労働安全衛生に関する法律を遵守し、従業員の安全を守ることはもちろん、充実した教育機会の提供、送迎バスの導入など、24時間4班3交代勤務を含む、さまざまな勤務形態の従業員に対して手厚くサポートしている。従業員の自主性を重んじる環境も提供している。先の提案箱に加え、日本人従業員と現地従業員が参加するJCC(The Joint Consultation Committee、合同協議委員会)を設置し、良好なコミュニケーションの維持・向上を図っている。「安全な労働環境や充実した教育機会を通じて、自分が会社から必要とされていると実感できたら、そして自分のアイデアによる社会貢献によって世の中の役に立てたら、従業員はどう感じるでしょうか。会社への誇り、当社グループのメンバーである誇り、会社との一体感。その影響は計り知れないと思います」とウッティチャイはコメントする。

※セパタクロー:9世紀から東南アジアの各地で始まったといわれる伝統的なスポーツ。足や腿または頭を使い、藤で編んだボール(現在はプラスチック製)をネットではさんだ相手コートに蹴り入れる競技

画像:畑作業をする子どもたち

畑作業をする子どもたち

画像:造花を作る地域住民

造花を作る地域住民

画像:ミネベアタイが寄贈した分別用のごみ箱

ミネベアタイが寄贈した分別用のごみ箱

画像:図書委員の女子生徒

図書委員の女子生徒

画像:ミネベアタイCSR 委員会のメンバー

ミネベアタイCSR 委員会のメンバー

画像:小学校に通う生徒たち

小学校に通う生徒たち

画像:ミネベアタイが新設に協力、図書寄贈した学校の図書室

ミネベアタイが新設に協力、図書寄贈した学校の図書室

画像:給食を食べる子どもたち

給食を食べる子どもたち

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