決算サマリー

更新日: 2015年11月11日

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2016年3月期上半期(2015年4月1日~2015年9月30日)の概況

2016年3月期上半期の日本経済は、個人消費に改善の兆しが現れる一方、設備投資には慎重な姿勢がみられ、生産、輸出も横ばいに推移し、依然踊り場にいます。米国経済は、製造業が力強さを欠くものの、非製造業は堅調であり、雇用・所得環境の改善を背景に、家計部門を中心とする景気拡大が続いています。欧州経済は、域外輸出に減少が認められたが、域内消費主導で景気回復が続きました。アジア地域においては、中国経済は、GDPは横ばいに推移しているものの、過剰設備を抱えている製造業の投資減少や不動産開発投資減速の実態が徐々に明らかになるにつれ、景気の先行きに対する不透明感が増しています。アセアン諸国は、中国への依存度が高いことから同国向けの輸出が伸び悩みましたが、欧米向け輸出と底堅い内需が景気を下支えし、緩やかな回復が続いています。
当社グループは、かかる経営環境下で、収益力のさらなる向上を実現するために、コスト削減、高付加価値製品と新技術の開発及び拡販活動に注力してきました。
この結果、売上高は前年同期比789億9,700万円(36.5%)増収の2,955億5,400万円となり、上半期としては過去最高となりました。また、営業利益も、前年同期比26億5,600万円(10.7%)増益の274億1,700万円と上半期として過去最高益を記録しました。経常利益は、為替差損の発生があったことにより、233億2,600万円と前年同期比13億900万円(△5.3%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は177億5,800万円と前年同期比5,900万円(△0.3%)の減益となりました。

2016年3月期上半期(2015年4月1日~2015年9月30日)のセグメント別業績

2016年3月期第1四半期より、内製部門を「電子機器製造本部」に含める等の会社組織の変更を行い、これに伴い、セグメント情報の変更を行っています。
2015年3月期上半期のセグメント情報は、会社組織変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しています。

機械加工品事業

機械加工品事業は、当社の主力製品であるボールベアリングのほかに、主として航空機に使用されるロッドエンドベアリング、ハードディスク駆動装置(HDD)用ピボットアッセンブリー等のメカニカルパーツ及び自動車用と航空機用のねじです。主力製品であるボールベアリングは、全ての主要市場における需要が高まる中で売上は増加しました。中でも自動車向けでは、省エネ、安全装置用のニーズ拡大による需要増もあり好調に推移しました。航空機に使用されるロッドエンドベアリングも売上は堅調に推移しました。ピボットアッセンブリーは、HDD市場規模縮小の影響を受け売上がわずかに減少しましたが、生産効率の改善が進み、営業利益は増益となりました。
この結果、2016年3月期上半期の売上高は832億4,700万円と前年同期比95億6,000万円(13.0%)の増収となりました。営業利益は201億7,500万円と前年同期比8億4,500万円(4.4%)の増益となりました。

電子機器事業

電子機器事業は、電子デバイス(液晶用バックライト、計測機器等)、HDD用スピンドルモーター、ステッピングモーター、DCモーター、ファンモーター、精密モーター及び特殊機器が主な製品です。液晶用バックライトは、スマートフォンの高級志向が進む中で薄型技術に優位性を持つ当社への需要拡大と購入部品増加による販売単価の上昇もあり、売上が大きく増加しました。計測機器は、前期に買収したザルトリウスメカトロニクスT&Hグループの貢献もあり、売上が大きく増加しました。HDD用スピンドルモーターはHDD市場規模縮小の影響を受けましたが売上は増加しました。ステッピングモーターをはじめとする他のモーターでは、OA、自動車向けを中心に売上が増加しました。
この結果、2016年3月期上半期の売上高は2,120億6,400万円と前年同期比692億7,200万円(48.5%)の増収となりました。営業利益は123億4,900万円と前年同期比19億1,500百万円(18.4%)の増益となりました。

その他事業

その他の事業は、自社製機械が主な製品です。2016年3月期上半期の売上高は2億4,200万円と前年同期比1億6,500万円(212.5%)の増収、営業利益は2,400万円と前年同期比9,400万円(△79.6%)の減益となりました。

上記以外に、各セグメントに帰属しない全社費用等51億3,000万円を調整額として表示しています。前年同期の調整額は51億2,100万円でした。

2016年3月期上半期(2015年4月1日~2015年9月30日)の財政状態に関する分析

資産、負債及び純資産の状況

当社グループは、「財務体質の強化」を主要な経営方針とし、総資産の圧縮、設備投資の抑制及び有利子負債の削減等に取り組んでいますが、ここ数年は事業の拡大に向けて積極的な設備投資を進めています。
2016年3月期上半期における総資産は5,385億4,200万円となり、前期末に比べ484億9,900万円の増加となりました。その主な要因は、受取手形及び売掛金、たな卸資産の増加によります。負債は3,017億7,800万円となり前期末に比べ454億1,500万円の増加となりました。その主な要因は、支払手形及び買掛金の増加によります。純資産は2,367億7,600万円と前期末に比べ30億8,500万円増加し、自己資本比率は42.5%と前期末に比べ3.6ポイント減少しました。

キャッシュ・フローの状況

2016年3月期上半期における現金及び現金同等物の残高は307億7,100万円となり、前期末に比べ53億6,600万円の減少となりました。また、前年同期末比15億8,800万円の増加となりました。
2016年3月期上半期の各活動におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
営業活動では、税金等調整前四半期純利益、売上債権、仕入債務及びたな卸資産の増加並びに減価償却費により132億1,400万円の収入となり、前年同期に比べ59億1,300万円の減少となりました。投資活動では、主に有形固定資産の取得と定期預金の預入により271億5,000万円の支出となり、前年同期に比べ172億8,900万円の支出の増加となりました。また、財務活動では、短期借入金の増加及び配当金の支払等により89億6,700万円の収入となり、前年同期に比べ187億8,600万円の収入の増加となりました。

2015年11月5日に発表しました「2016年3月期第2四半期(2015年4月1日~2015年9月30日)決算短信」に掲載した情報を基に作成しています。

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