質疑応答要旨

更新日: 2011年5月11日

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2011年3月期 第1四半期決算説明電話会議(2010年7月30日)

注:内容につきましては、理解し易いように部分的に加筆・修正してあります。

ご質問

ご質問と回答

ボールベアリングの第1四半期での販売数量は、外部販売が4月から6月まで1億2,300万個/月くらいで推移しました。社内販売は4月が7,900百万個、5月が8,000万個、6月が8,400万個でした。総販売数量は4月が2億200万個、5月が2億300万個、6月が2億700万個でした。第2四半期は、7月の外部販売が1億2,100万個、社内販売が8,300万個、合わせて2億400万個、8月の外部販売が1億2,500万個、社内販売が8,700万個、合わせて2億1,200万個、9月の外部販売が1億2,600万個、社内販売が9,000万個、合わせて2億1,600万個を見込んでおります。第3四半期は第2四半期よりもう少し上目になるものと考えております。
ピボットアッセンブリーの第1四半期での販売数量は、4月が3,270万個、5月が3,260万個、6月が2,950万個でした。第2四半期での販売数量は、7月は2,730万個、8月は3,300万個、9月は3,350万個を見込んでおります。
HDDスピンドルモーターの第1四半期での販売数量は、4月が390万台、5月も390万台、6月が320万台でした。第2四半期での販売数量は、7月は420万台、8月は460万台、9月は500万台を見込んでおります。
HDDスピンドルモーターは想定以上に悪くなってしまいました。今、タイにあるバンパイン工場、ロッブリ工場、ナワナコン工場で、回転機器生産ラインの総入れ替えを行っています。これは当初想定していなかったのですが、相当大きな増産投資も含めてやらざるを得ないということで、思い切って総入れ替えをすることにしました。ナワナコン工場では極小ステッピングモーターの生産ラインを全てバンパイン工場に移動して、ナワナコン工場にHDDスピンドルモーターの機械加工ラインを移設する作業をしております。実際には12月いっぱいまでかかるのですが、大きなところは8月の下旬には完了します。すでに発注していた増産のための機械が続々と入り始めており、ツーリングなどのいろいろな費用が一時的にかかっています。さらに、この移動により生産効率が下がったことが加わりました。そこへ販売数量が大きく減少しましたので、費用の回収ができませんでした。特に6月は想定以上に赤字が膨らみました。
例えば回転機器だけではなく、やり始めたら徹底的にやるということで、LEDバックライトの増産対応スペース確保のための入れ替えをロッブリ工場でも行うことになりました。これは構想としてはあったのですが、実際にどの範囲までやるかぎりぎりまで考えていましたが、この4月から8月までにやってしまおうということになりました。回転機器の総入れ替えはピボットアッセンブリーの増産対応スペースの不足も関係しております。これを確保するために回転機器の生産ラインを移動することになりましたが、やっと目鼻が付くようになりました。ピボットアッセンブリーの需給の逼迫が懸念されていましたが、HDD市場が6月、7月にスローダウンしましたので、むしろほっとしているところです。
第2四半期全体での黒字化は難しいと思いますが、9月は生産販売とも500万台超を見込んでいますので、収支均衡近くまでいけるのではないかと考えています。
セグメントごとではなく、グループ全体で為替影響を計算しています。ここ最近一段と円高が進んでおり、2日前のレートを第1四半期の為替レートに置き換えてもう一度売上、営業利益を計算し直してみました。そうしますと、売上は20億円以上減りますが、営業利益は増加することになります。やはり円の独歩高ですので、米国向けの売上の目減りはありますが、日本国内向けの販売で相当利益が出ることになります。
第2四半期は全般的に第1四半期から受注がすごく増えております。ステッピングモーター、ファンモーターなどは売上が10%ほど増える形になってきています。回転機器の生産ラインの入れ替えが終われば、いい形で利益が出てくるのではないかと考えています。
工場再編の費用は販管費ではなく、全て工場原価になります。
今回は業績計画を修正しておりませんが、第2四半期は第1四半期より営業利益は増加するかと思いますので、その時には計画を修正すると思われます。
全て入れますと、2ケタ億円に近い数字になると思います。ピボットアッセンブリーは新しいクリーンルームを作っておりますし、LEDバックライトもロッブリ工場で相当大きな拡張をしています。生産効率の低下については具体的な検証はしていませんが、移動に伴い生産機械を止めてセットアップし直しますので、どうしても何日間か機械が止まった分効率が落ちてしまいます。
ボールベアリングは回転機器向けが多いのですが、ファンモーターですと家電、OA機器などまんべんなく増えています。ステッピングモーターはOA機器向けの比重が高いのですが、ここも底堅いと考えております。その他、自動車向けも増えています。
この第1四半期での売上は約45億円で、営業利益も想定していたよりもいい影響が出ています。たな卸資産では、約10億円増えています
第1四半期では特に米国向けの損益が厳しかったのですが、やっとここにきて軽井沢や米国もフル稼働に近い形になりつつあります。第2四半期で売上・利益とも良くなると思われますが、第3四半期ではさらに良くなると思われます。円高US$安の影響がありますが、この第2四半期で50億円くらいの売上になればいいと考えています。
自動車向けが30億3,000万円で前年同期比+40%、航空・宇宙向けが48億8,600万円で前年同期比-11%、家電向けが10億6,800万円で前年同期比+27.1%、OA機器向けが13億5,200万円で前年同期比+67.7%、PC・周辺機器向けが11億3,500万円で前年同期比+64.3%、モーター向けが35億4,200万円で前年同期比+50.1%、その他が45億7,400万円で前年同期比+36.3%です。
地域別ですと中国の伸び率が一番高くなっています。いろんな最終製品が中国で作られているということがあると思います。用途別ですと、自動車、OA機器、家電など全て順調に伸びています。
在庫が相当厳しい状況は依然として続いています。ピボットアッセンブリーは、8月末に増産機械がほぼ入りますので、9月から生産が増加し10月には良くなります。ボールベアリングにつきましては、新工場稼動が来期以降になりますので、今は既存の各工場に増産を指示しています。2億2,000万個/月の生産を目標にしていますが、8月には2億1,800万個の生産を見込んでおり、順調に来ています。
第1四半期は月平均2億600万個で、6月には2億1,100万個の生産まで増やしました。生産数量が上がったことにより製造原価が下がり、利益率が更に改善し、未実現利益が増えてしまったというジレンマはありました。7月は2億1,400万個、8月は2億1,800万個、9月は2億1,000万個前後と更に生産を増やします。それでも在庫積み増しはわずか2~300万個くらいです。
この業界は常に価格低下圧力がありますが、ピボットアッセンブリーの価格を維持していきたいと考えています。HDDスピンドルモーターは、我々はプライスリーダーではありませんので市場に合わせることになりますが、それほど大きな価格下落があるとは考えていません。

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